コードレスマルノコ おすすめ5選【2026年版・マキタ・HiKOKI・Bosch徹底比較】
こんにちは、メナです。
「コードレスのマルノコって、有線モデルと比べてパワー落ちないの?」
これ、電動工具を使いはじめた頃の僕が抱えていた疑問でした。結論から言うと、今の40Vmaxやマルチボルトクラスのコードレスマルノコは、現場で有線モデルと遜色なく使えるレベルに達しています。コードをひっかける心配もなく、電源のない現場でも動く。一度コードレスに慣れると、もう有線には戻れないんですよね。
この記事では、2026年時点でプロ・DIYどちらにもおすすめできるコードレスマルノコ5機種を、スペックと実際の使用イメージを交えて比較しています。
こんな方におすすめ
- 初めてコードレスマルノコを選ぶ方
- マキタ・HiKOKI・Boschのどれにすべか迷っている方
- バッテリープラットフォームの互換性を考えて選びたい方
メナこの記事はこんな方向けです。「コードレスマルノコを初めて選ぶ」「マキタ・HiKOKI・Boschのどれにするか決めかねている」「バッテリーの互換性を考えて選びたい」——そのどれかに当てはまる方にとって参考になるはずです。
コードレスマルノコの選び方
機種を見ていく前に、選び方の基本を押さえておきましょう。ここを理解しておくと、スペック表が一気に読みやすくなります。
電圧(V)で選ぶ
コードレス工具の「V(ボルト)」はパワーの目安です。
| 電圧 | 向き | 代表機種 |
|---|---|---|
| 18V | DIY〜軽いプロ作業 | マキタ HS631D、Bosch GKS 18V-57-2H |
| 36V / 40Vmax | プロ現場・厚材切断 | HiKOKI C3606DB/C3606DA、マキタ HS001G |
同じ「18V」でも、マキタとHiKOKI・Boschではバッテリーの互換性はありません。すでにどこかのプラットフォームのバッテリーを持っているなら、そのメーカーで揃えるのが経済的です。
最大切り込み深さ
一般的な2×4材(38mm厚)であれば18Vモデルで十分ですが、合板の多重切りや大引き・根太などの太い木材を切るなら、66mmクラスが安心です。Boschの今回の機種は57mmで他社より浅い点に注意が必要です。
バッテリーの互換性
「今持っている工具と同じプラットフォーム」かどうかは、購入コストに直接影響します。マキタ18Vシリーズをすでに持っているなら、HS631Dを選べば既存バッテリーがそのまま使える。HS001Gは40Vmaxという別のプラットフォームなので、バッテリーと充電器を新たに購入する必要があります。
おすすめコードレスマルノコ5選
1. マキタ HS001G(40Vmax コードレスマルノコ)




スペック
- 電圧: 40Vmax (DC36V)
- ブレード径: 165mm
- 最大切り込み深さ: 90°66mm / 45°46mm
- 回転数: スピードモード5,500rpm / 仕上げモード4,100rpm
- モーター: DCブラシレス
- ベース: アルミベース
- 対応バッテリー: 40Vmaxシリーズ(BL4025等)
- 参考価格: 約35,000〜40,000円(本体のみ)
機能のポイント
マキタの40Vmaxプラットフォームは、18Vの2倍近い電圧を供給できる設計です。DCブラシレスモーターとの組み合わせで、厚材への切り込みでも回転落ちが少ない。スピードモード(5,500rpm)と仕上げモード(4,100rpm)の切り替えができるのも実用的で、仕上がりを重視したい場面では回転を落として対応できます。
アルミベースは剛性が高く、切断精度の維持に貢献します。長い寸法の切断作業でもベースが歪みにくいのは、プロの目線では重要な点です。
実使用レビュー
- 強み: 厚い集成材や硬木でも、ほとんど抵抗感なく切り進められます。使ってみてわかったんですが、ローディング時の回転落ちが体感として少なくて、そこは40Vmaxの恩恵ですね。
- 弱み: 本体のみで購入する場合、別途40Vmaxバッテリーと充電器が必要です。フルセットにすると予算が跳ね上がる点は正直に言っておきます。
こんな方におすすめ: 現場で日常的に厚材・硬材を扱う大工・建設業の方。これから40Vmaxプラットフォームで工具を揃えていく方にも向いています。



実際に使ってみると、40Vmaxクラスのコードレスマルノコは「有線より不安」という先入観が完全に覆されます。厚材での回転落ちの少なさと、コードのない取り回しの良さは、一度体験すると戻れない快適さです。
2. マキタ HS631D(18V コードレスマルノコ)


スペック
- 電圧: 18V (DC18V)
- ブレード径: 165mm
- 最大切り込み深さ: 90°66mm / 45°46mm
- 回転数: 5,000rpm
- モーター: DCブラシレス
- 重量: 約3.0kg(バッテリー付)
- 対応バッテリー: 18Vシリーズ(BL1860等)
- 参考価格: 約18,000〜22,000円(本体のみ、2026年4月時点)
機能のポイント
マキタの18Vコードレスマルノコとして定番の1機種です。DCブラシレスモーター搭載で、同電圧帯の中では高いパフォーマンスを発揮します。最大切り込み66mmはHS001Gと変わらず、通常の木材切断であれば十分なスペックです。
マキタ18Vシリーズは世界的に普及しているプラットフォームで、インパクト・丸のこ・グラインダーなど他の工具との互換性が高い。すでに18Vバッテリーを持っている方には、追加コストなしで導入できる点が大きなメリットです。
実使用レビュー
- 強み: バッテリーを含めて約3.0kgという取り回しのよさは、長時間作業でじわじわ効いてきます。18Vシリーズとの互換性が高く、バッテリーを使いまわせるのは自腹だとここが刺さります。
- 弱み: 40Vmaxの HS001G と比べると、硬材の連続切断でやや回転落ちを感じるケースがあります。プロ現場での高負荷連続使用には HS001G に分があります。
こんな方におすすめ: マキタ18Vシリーズをすでに使っている方。DIYから軽い現場作業まで対応できるバランス型を求める方。
3. HiKOKI C3606DB(36V マルチボルト 最新モデル)




スペック
- 電圧: 36V マルチボルト
- ブレード径: 165mm
- 最大切り込み深さ: 90°66mm / 45°46mm
- 回転数: パワーモード5,600rpm / 仕上げモード4,300rpm / サイレントモード3,500rpm
- 重量: 3.3kg(BSL36A18BX付)
- 対応バッテリー: 36V マルチボルト(BSL36A18BX等、Bluetooth対応)
- 参考価格: 約31,000〜42,000円(本体のみ、2026年4月時点)
機能のポイント
C3606DAの後継モデルとして2020年に発売。公式スペックで前モデル比「切断スピード1.5倍、粘り1.3倍向上」と謳っている機種です。3段階の速度切り替え(パワー/仕上げ/サイレント)が実装されており、用途に応じた使い分けができます。
注目は「サイレントモード(3,500rpm)」の存在で、騒音を抑えたい屋内作業や住宅密集地での施工時に選択肢が増えるのは実用的です。Bluetooth搭載バッテリーにより無線集じん機との連動にも対応しています。
また、高剛性ダイカストベベルの採用で傾斜切断の精度が向上しています。
実使用レビュー
- 強み: 3段階モード切替は地味に便利で、「この材は仕上げモードで」という使い分けができると作業の幅が広がりますね。前モデル比での切断パワー向上も、公式スペック上は明確に謳っています。
- 弱み: 36V マルチボルトのバッテリーはHiKOKIシリーズ専用で、18V工具との混在環境では管理が少し煩雑になります。
こんな方におすすめ: HiKOKI工具を中心に揃えている方。最新モデルのパフォーマンスと3段階モード切替を活用したいプロ・上級DIYユーザーに向いています。
4. HiKOKI C3606DA(36V マルチボルト 旧モデル・コスパ重視)




スペック
- 電圧: 36V マルチボルト(18V工具にも使用可)
- ブレード径: 165mm
- 最大切り込み深さ: 90°66mm
- 回転数: 4,300rpm
- 対応バッテリー: 36V マルチボルト(BSL36A18B等)
- 参考価格: 約20,000〜30,000円(本体のみ・流通在庫、2026年4月時点)
機能のポイント
C3606DBの前モデルとして2017年ごろに発売されたモデルです。現行ラインナップからは外れているため、市場価格が流通在庫となっており、C3606DBより安価に手に入ることが多いのが特徴です。
36V/18V マルチボルト対応という点はC3606DBと共通で、HiKOKIの18V工具を持っている方が36Vマルノコに追加投資する場合、バッテリーの使いまわしが効く点は変わりません。
実使用レビュー
- 強み: 旧モデルとはいえ基本性能は現場で通用するレベルです。「プロ現場でC3606DBが欲しいけど予算が厳しい」という場面では、旧モデルを在庫確認するのは合理的な選択だと思います。
- 弱み: C3606DBと比べると最大回転数(4,300rpm vs 5,600rpm)で差があり、切断スピードと粘りで後継モデルに劣ります。3段階モード切替やBluetooth連動もありません。
こんな方におすすめ: HiKOKI 36Vエコシステムに入門したいがコストを抑えたい方。中古・在庫品として割安な価格で見つけたときにコスパよく選びたい方に向いています。
5. Bosch GKS 18V-57-2H(18V コードレスマルノコ)




スペック
- 電圧: 18V (ProCORE18Vシリーズ)
- ブレード径: 165mm
- 最大切り込み深さ: 90°57mm / 45°41mm(他社比で浅め)
- 回転数: 5,000rpm(無負荷)
- モーター: ブラシレス
- 重量: 3.4kg
- 対応バッテリー: Bosch 18Vシリーズ(ProCORE等)
- 参考価格: 約35,000〜45,000円(本体のみ、2026年4月時点)
機能のポイント
Bosch Professionalのブラシレスモーター搭載コードレスマルノコです。2023年ごろ登場した比較的新しいモデルで、ブロワー機能・LED照明・ファストブレーキ(制動機能)が搭載されています。
ファストブレーキは刃の回転停止を素早く行う安全機構で、作業効率と安全性の両面で評価されています。LED照明による切断ラインの視認性向上も、細かい仕上げ作業では実感しやすいポイントです。
注意点: 最大切り込み深さは57mm
正直に書いておきます。GKS 18V-57-2Hの最大切り込みは90°で57mm。他社の主要モデル(マキタ・HiKOKI)が66mmであるのと比べると、9mm浅いです。2×4材(38mm)は問題なく切れますが、それより厚い材料では注意が必要です。「Boschのエコシステムを活かしつつ、精密仕上げ加工に使いたい」という方向けのモデルといえます。
実使用レビュー
- 強み: ファストブレーキの止まりの速さは体感できるレベルで、安全性が高まる点は評価できます。LED照明で切断線が見やすくなるのは細かい加工の精度向上に効果的です。Bosch ProCORE 18Vプラットフォームとの互換性もメリットです。
- 弱み: 切り込み深さ57mmは他社の66mmモデルと比べると見劣りします。厚材を扱うプロ現場では選択肢から外れることが多いでしょう。価格帯がマキタHS001Gと近い水準にもかかわらず電圧が18Vというのも気になる点です。
こんな方におすすめ: Bosch ProCORE 18Vエコシステムをすでに持っている方。厚材切断より精密仕上げ加工を重視する木工・建具の仕事をされている方に向いています。
5機種スペック比較表
| 機種 | 電圧 | 切り込み(90°) | 最大回転数 | モーター | 重量目安 | 価格帯(本体のみ) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マキタ HS001G | 40Vmax | 66mm | 5,500rpm | ブラシレス | — | 約35,000〜40,000円 |
| マキタ HS631D | 18V | 66mm | 5,000rpm | ブラシレス | 約3.0kg | 約18,000〜22,000円 |
| HiKOKI C3606DB | 36V マルチボルト | 66mm | 5,600rpm | — | 3.3kg | 約31,000〜42,000円 |
| HiKOKI C3606DA | 36V マルチボルト | 66mm | 4,300rpm | — | — | 約20,000〜30,000円 |
| Bosch GKS 18V-57-2H | 18V | 57mm | 5,000rpm | ブラシレス | 3.4kg | 約35,000〜45,000円 |
用途別おすすめ
プロ現場・厚材切断重視 → マキタ HS001G
40Vmaxのパワーで厚材・硬材の連続切断に強いのはHS001Gです。スピードモード/仕上げモード切替とアルミベースの精度も現場向き。予算と既存バッテリーの確認を忘れずに。
DIYから軽い現場作業まで → マキタ HS631D
マキタ18Vシリーズとの互換性が魅力。バッテリーを持っている方なら、本体だけ追加すれば即使えます。切り込み66mmで通常用途はカバーでき、約3.0kgの取り回しも扱いやすいです。
HiKOKIで新機能を活用したい → HiKOKI C3606DB
3段階モード切替とBluetooth集じん連動が必要な方向け。パワーとスマート機能の両立を求めるなら現行モデルを選ぶのが合理的です。
コスパで選ぶなら → HiKOKI C3606DA または マキタ HS631D
C3606DAは市場在庫次第で安価に入手できる可能性があります。ただし在庫状況は流動的なので、最新価格を確認したうえで判断を。安定して流通しているコスパモデルとしてはHS631Dが選びやすいです。
Bosch環境で精密加工 → Bosch GKS 18V-57-2H
ProCORE 18Vバッテリーを持っていて、ファストブレーキや精密加工機能を活かしたい方向けです。切り込み57mmの制約を理解したうえで選んでください。
よくある質問
Q. コードレスマルノコと有線モデル、現場で実用的なのはどちらですか?
A. 40Vmaxやマルチボルトクラスのコードレスモデルであれば、一般的な現場作業で有線と比較しても性能差はほぼ感じない水準に達しています。コードの取り回しがない分、足場上や移動の多い現場ではコードレスが有利な場面が増えています。ただし、連続稼働時間はバッテリー容量に依存するため、フル稼働が続く現場ではバッテリーの予備確認を忘れずに。
Q. 異なるメーカーのバッテリーを使い回せますか?
A. できません。マキタ・HiKOKI・Boschそれぞれ専用のバッテリープラットフォームで互換性はありません。これから工具を揃える場合は、最初に使うメーカーをある程度決めてから機種を選ぶと、長期的なコストが抑えられます。
Q. Boschの57mmという切り込み深さは実用上問題ありますか?
A. 2×4材(38mm厚)や12mm合板の複数枚重ねなど、通常のDIY・軽工事であれば57mmで対応できます。一方、大引き・根太・厚い集成材など66mm前後が必要な材料では物足りなさを感じる場面があります。用途を確認してから選ぶことをおすすめします。
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まとめ
コードレスマルノコ5機種を比較してきました。電圧・切り込み深さ・バッテリーの互換性という3つの軸を整理すれば、自分の用途に合った機種がかなり絞り込めるはずです。
プロ現場でパワーを求めるなら マキタ HS001G(40Vmax) か HiKOKI C3606DB(36V)、バランスとコスパを重視するなら マキタ HS631D(18V) が検討しやすいです。Bosch GKS 18V-57-2Hは切り込み深さの制約を理解したうえで、Boschエコシステムを活かしたい方向けです。
購入前に「今持っているバッテリーのメーカーはどこか」と「主にどの厚さの材を切るか」の2点を確認するだけで、後悔しない選択に近づきます。



購入後に「こっちにしておけばよかった」とならないために、「今持っているバッテリーのメーカー」と「主にどの厚さの材を切るか」の2点だけ確認してから決めてください。それだけで選択肢が自然に絞れます。
この記事のスペックはメーカー公式サイト・Amazonの商品情報をもとに2026年4月時点で確認したものです。価格は時期・販売店により変動します。購入前に最新情報をご確認ください。
執筆: メナ

























