メナどうも、機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。今回は、切断や穴あけのあとに残るバリを手作業で取る工具を、5機種に絞って比べました。
バリは、金属や樹脂を切ったり穴をあけたりしたあとに縁へ残る、細かい突起やめくれのことです。放っておくと手を切る原因になり、ボルトやパイプの接続面にも引っかかります。電線管や配管の切断端、ドリルで開けた穴の裏側、アルミ板の端面など、バリが出る場面は現場にも自宅の作業にも多くあります。
この記事では、メーカー運営の公式ページと販売ページの記載だけを使います。公式ページで確認できた値には【公式】、販売ページの値には【販売ページ】と付け、どちらにも書かれていない項目は空欄のまま「公式記載なし」「販売ページに記載なし」と書きました。なお、砥石やグラインダーで削る研削系のバリ取りは砥石の選び方の記事に分けています。ここでは、刃で削り取る手動の切削系ハンドツールだけを扱います。
選ぶときの軸は、加工する箇所(穴・端面・パイプの内外径)、材料(アルミ・ステンレス・樹脂)、そして対応する径の3つです。この順で絞ると、5機種のうち候補は1〜2機種に収まります。迷ったら、穴と縁を1本でこなせるNOGA NG1003、ステンレスのパイプならSK11 TR-5をまず候補にしてください。
結論:加工箇所×材料で選ぶ早見表
価格帯は2026年10月28日時点で各モールに出ていた表示の幅です(変動します)。材料欄は、公式または販売ページに書かれている対象材だけを載せています。
| 加工箇所 | 材料 | 候補 | 対応径・サイズ | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|
| ドリル穴・直線部・曲線部の縁 | 鋼・アルミ・樹脂(刃の種類で変わる) | NOGA ノガバー3 NG1003 | 穴径の記載なし | 1,000〜2,000円台 |
| 穴の面取り(皿取り) | 鋼・アルミ・樹脂(C20ブレードの記載) | NOGA カウンターシンク NG3100 | 穴径3〜20mm | 4,000〜5,000円台 |
| 縁・銅管の切断端(加工箇所の記載なし) | 鉄・アルミ・銅・真ちゅう・鋳物・樹脂 | イチネンTASCO スクレーパー TA520AG | 径の記載なし | 3,000〜5,000円台 |
| パイプの内外径(樹脂・軟質金属) | 樹脂・アルミ・真ちゅう・銅 | NOGA 内外径バリ取りリーマー SP81005 | 管外径4〜42mm | 1,000〜2,000円台 |
| パイプの内外径(ステンレス) | ステンレス(銅・アルミ・真ちゅう・硬質塩ビも可) | SK11 チューブリーマ TR-5 | 径8〜35mm | 6,000〜7,000円台 |



材料にステンレスを書いているのは、5機種中SK11 TR-5だけでした。ステンレスを削る予定があるなら、まずここで絞れます。
職種別の選び分け
電気工事士や設備保全の人は、切断した管の端が主な作業になります。鋼製の電線管は、5機種とも「鋼管」の記載がありません(TA520AGの対象材に「鉄」、NG1003のBS1010に「鋼」はありますが、管用とは書かれていません)。ここで挙げるのは樹脂管やステンレス管などです。管の外径が4〜42mmの樹脂・軟質金属ならNOGA SP81005、ステンレス管で外径8〜35mmならSK11 TR-5が候補です。銅管のバリ取りには、販売ページに「銅管のバリ取りに適しています」とあるTASCO TA520AGも候補になります。
機械保全や、車・バイクの整備を趣味にするDIYの人は、ドリルで開けた穴や切り出した板の縁が相手です。穴の面取りはNOGA NG3100、穴と直線・曲線の縁を1本でこなしたいならNOGA NG1003が向きます。大工仕事で出る木材の面取りは、この記事の5機種の対象外です。
穴・端面のバリ取り工具3選
並びは価格帯の低い順です。各カード直下の表は、公式と販売ページの記載をそのまま写し、書かれていない項目は空欄の言葉で揃えました。
NOGA ノガバー3 NG1003
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | 手作業のバリ取り用。穴・直線部・曲線部に使える【公式】。ドリル穴を含む金属・プラスチックの直線部・曲線部に適する【販売ページ】 |
| 対象材 | ブレードBS1010は鋼・アルミ・樹脂向き、BS2010は真ちゅう・鋳鉄向き【公式】 |
| 刃・付属 | ハンドルNG1000、ブレードBS1010・BS2010・BS3510【販売ページ】 |
| 穴径の目安 | 公式記載なし |
| 質量 | 公式記載なし |



公式は「ほとんどのバリ取り作業をこなす」と説明しています。まず1本で済ませたい人の入口になります。
NOGA ノガバー3(NG1003)は、ハンドルに回転式の刃を付けて、縁をなぞるようにバリを削り取る手動工具です。公式の製品ページ(英語)には「ほとんどのバリ取り作業をこなす」(英語原文の和訳)という説明があり、適用箇所として穴・直線の縁・曲線の縁が挙げられています。


刃の違いで得意な材料が変わります。公式のブレードのページでは、BS1010が鋼・アルミ・樹脂向き、BS2010が真ちゅうと鋳鉄向き、BS3510が「ほとんどの材料の直線の縁」向きと説明されています。販売ページでは、NG1003にBS1010・BS2010・BS3510の3種が付属すると書かれているので、材料ごとの刃の使い分けが最初から可能な構成です。
注意点は、ステンレスの扱いです。BS1010の公式表記は「steel(鋼)」で、ステンレスとは明記されていません。ステンレスに使えるかは公式からは判断できないため、ステンレスが主役の人は、後述のSK11 TR-5のようにステンレスの記載がある工具を優先してください。
イチネンTASCO スクレーパー TA520AG
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | 銅管のバリ取りに適している【販売ページ】 |
| 対象材 | 鉄、アルミ、銅、真ちゅう、鋳物、樹脂【販売ページ】 |
| 刃・付属 | 付属刃 TA520AA-10・11・12(各1本)【販売ページ】 |
| 穴径の目安 | 販売ページに記載なし |
| 質量 | 販売ページに記載なし |



対象材に鉄・アルミ・銅・真ちゅう・鋳物・樹脂と6種が並ぶのが特徴です。銅管の記載もあります。
イチネンTASCO TA520AGは、品名が「スクレーパー」のバリ取り工具です。販売ページには、対象材として鉄・アルミ・銅・真ちゅう・鋳物・樹脂が書かれ、「銅管のバリ取りに適しています」との説明があります。


付属刃はTA520AA-10・11・12の3型番が各1本と書かれています。刃の形状や寸法は販売ページに記載がなく、メーカー公式の製品ページはDNSが引けず確認できなかったため、質量や刃の材質も「販売ページに記載なし」のままです。
対象材が鉄・アルミ・銅・真ちゅう・鋳物・樹脂と幅広く、銅管に適すとされる点が選ぶ根拠になります。穴と縁のどちらに使う工具かは販売ページに書かれていないため、購入前に、付属刃の形を販売ページの画像で確認してください。
NOGA カウンターシンク NG3100
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | 皿取り(カウンターシンク)と面取り用の工具。標準的な皿取り工具で、深い穴の面取りにも使える【公式】 |
| 対象材 | 鋼・アルミ・樹脂(C20ブレードの公式記載。付属のBC2011との同一性は公式で未確認)【公式】 |
| 刃・付属 | ハンドルNG3000、Cホルダ、ブレードBC2011【販売ページ】 |
| 穴径の目安 | 3〜20mm(C20ブレード)【公式】。BC2011は3〜20mm用【販売ページ】 |
| 質量 | 104g【販売ページ】 |



ドリルで開けた穴の縁を、円錐状の刃で一定の角度に面取りする専用機です。穴径3〜20mmまでが守備範囲です。
NOGA NG3100は、穴の縁を円錐状の刃で面取りするカウンターシンクです。公式の製品ページには「皿取りと面取りのための工具」「皿取りの標準工具で、深い穴の面取りにも使える」と書かれています。


穴径の目安は、公式のC20ブレードのページに「Range: 3-20 mm」と書かれており、販売ページのBC2011の「3〜20mm用」とも範囲が一致します。ただし、NG3100に付属するBC2011が公式のC20と同じ品かどうかは、公式ページ上で確認できませんでした。この記事では、公式の値と販売ページの値を別々に載せています。
ハンドルはNG3000(販売ページ)です。NG3000のページには「予備の刃はバックキャップの中に保管できる」とあり、現場で刃を落とす心配を減らす設計が読み取れます。穴の面取りに特化した分、NG1003のような縁をなぞる使い方には向かないので、穴の加工が多い人向けです。
パイプ・電線管の内外径のバリ取り工具2選
パイプや電線管の切断端は、内側と外側の両方にバリが出ます。ここで扱う2機種は、1本で内外径の両方を整えられるタイプです。精密な穴径の仕上げに使うハンドリーマーとは用途が違い、そちらはハンドリーマーの比較記事で扱っています。
国内の電線管は、鋼製(薄鋼・厚鋼・ねじなし電線管)と合成樹脂製(PF管・CD管・VE管など)が主流です。樹脂製は、外径が範囲内なら2機種の対象材に入ります(SP81005は樹脂向き、TR-5は硬質塩ビが対象に書かれています)。鋼製電線管は、5機種とも「鋼管」の記載がありません。NG1003のBS1010は「鋼」向きですが、縁をなぞる刃で、管の内外径用ではありません。2機種とも「電線管」の語での記載はないので、手元の管の外径と材質を確認してから選んでください。
NOGA 内外径バリ取りリーマー SP81005
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | チューブの内側と外側の縁のバリ取り【公式】 |
| 適合径 | 管外径4〜42mm【公式】 |
| 対象材 | プラスチックと軟質金属向き【公式】。樹脂、アルミ・真ちゅう・銅などのチューブ【販売ページ】 |
| 構成 | 樹脂製ボディに刃3枚【公式】 |



管にかぶせて回すだけで、内側と外側のバリが同時に取れます。外径4〜42mmと守備範囲が広い一方、対象は樹脂と軟質金属です。
NOGA SP81005は、筒状のボディの中に刃が3枚入った内外径用の工具です。公式の製品ページには「チューブの内側と外側の縁を仕上げる」とあり、適合する管の外径は4〜42mmと書かれています。販売ページでは「回転させるだけで、内側と外側のバリ取りができます」と説明されています。


対象材は公式で「プラスチックと軟質金属向け」、販売ページでは「樹脂、アルミ・真ちゅう・銅などのチューブ」です。ステンレスや鋼管は、どちらにも書かれていません。樹脂製の管は対象材の範囲に入り、外径も42mmまでなので、細めから中くらいの管に使えます。
ボディは樹脂製で、価格も1,000〜2,000円台と手頃です。ステンレスを扱わず、管の太さが幅広い電気工事や設備保全の人が、車載の工具箱に1本入れておく使い方に向きます。
SK11 ステンレス用チューブリーマ 8〜35mm TR-5


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | 内径・外径両用の面取り・バリ取り【販売ページ】 |
| 適合径 | 径8〜35mm【販売ページ】 |
| 対象材 | ステンレス用。銅・アルミ・真ちゅう・硬質塩ビも可【販売ページ】 |
| 構成 | 販売ページに記載なし |



5機種の中でステンレス用と名乗るのはこの1本だけです。外径8〜35mmのステンレス管を扱う人が最初に見る機種です。
SK11 TR-5は、商品名にステンレス用・径8〜35mmと入ったチューブリーマで、内径と外径の両方の面取りに使えると販売ページに書かれています。ステンレス以外にも銅・アルミ・真ちゅう・硬質塩ビが対象に挙がっています。


メーカー公式の製品ページは証明書の不一致とDNS不解決で確認できなかったため、この機種の値は販売ページの記載が出典です。構成や質量は「販売ページに記載なし」です。購入前に、販売ページの商品名にある径の範囲と、手元の管の外径が合うかを確認してください。
ステンレス管を扱う設備保全の人や、ステンレスのパイプで自作の架台を組む人が候補です。価格は6,000〜7,000円台と5機種で最も高めですが、ステンレスの記載がある点が選ぶ根拠になります。
替刃・交換ブレード|NG1003用アクセサリー
バリ取りの刃は消耗品で、替刃の入手性は選ぶ軸の1つです。NOGAは、ハンドルNG1000が公式で「NOGA Sシステムのバリ取りブレード用」と説明され、ブレード単体も公式に型番(BS1010・BS2010・BS3510)と10本入りの単位が載っています。販売ページではNG1003がNG1000にこの3種を付けた構成と書かれているので、下の3枚はNG1003にそのまま使える替刃です。
刃の選び方は、前の章で整理した材料と同じです。鋼・アルミ・樹脂が中心ならBS1010、真ちゅうや鋳鉄ならBS2010、直線の縁が中心ならBS3510を、まず1箱用意します。
NOGA S10ブレード BS1010 10本入
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象材 | 鋼・アルミ・樹脂向き【公式】 |
| 材質・硬度 | 材質は公式記載なし。硬度62〜64Rc【公式】 |
| 角度 | 40度【公式】 |
| 入数・利き手 | 10本入り。右利き用・時計回り【公式】 |
NOGA BS1010は、公式で「手作業の縁仕上げ用の回転式ブレード」と説明されている替刃で、鋼・アルミ・樹脂に最も合うとされています。刃の角度は40度です。


公式の利き手の記載は「右利きの人用で、時計回り」です。左利きの人は、BS2010・BS3510のように左右どちらの利き手でも使えると書かれた刃を選んでください。
NOGA S20ブレード BS2010 10本入


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象材 | 真ちゅう・鋳鉄向き【公式】 |
| 材質・硬度 | 材質はHSS、硬度62〜64Rc【公式】 |
| 角度 | 60度【公式】 |
| 入数・利き手 | 10本入り。左右どちらの利き手でも使える【公式】 |
NOGA BS2010は、公式で真ちゅうと鋳鉄に最も合うとされる替刃です。材質は高速度鋼(HSS)で、左右どちらの利き手でも使えます。


真ちゅうの継手や鋳物のバリを取る人は、BS1010と併せてこの刃を用意すると、材料に合わせた使い分けができます。
NOGA S35ブレード BS3510 10本入


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象材 | ほとんどの材料の直線の縁【公式】 |
| 材質・硬度 | 材質はHSS、硬度62〜64Rc【公式】 |
| 角度 | 55度【公式】 |
| 入数・利き手 | 10本入り。左右どちらの利き手でも使える【公式】 |
NOGA BS3510は、公式で「ほとんどの材料の直線の縁に最も合う」と説明される替刃です。材質は高速度鋼(HSS)、角度は55度で、左右どちらの利き手でも使えます。


板の切断端や、直線で長く続く縁を整える作業が多い人に向きます。穴や曲線が中心なら、BS1010やBS2010を優先してください。
NG3100の替刃は、公式のC20ブレード(穴径3〜20mm)と、販売ページに載るBC2011(3〜20mm用)が該当しそうですが、同一品かどうかを公式ページで確認できませんでした。購入時は、販売ページに書かれた型番を確認してください。SK11 TR-5とTASCO TA520AGも、替刃の適合を公式で確認できなかったため、カードは載せていません。TA520AGの付属刃の型番(TA520AA-10・11・12)は販売ページに記載があります。
材料別の注意:アルミ・ステンレス・樹脂
材料ごとに、記載のある工具を整理しました。「記載あり」は公式または販売ページに対象材として書かれていること、「記載なし」は書かれていないことを指します。記載がないからといって使えないとは限りませんが、確認できる根拠がない、という意味です。
| 材料 | NG1003 | NG3100 | TA520AG | SP81005 | TR-5 |
|---|---|---|---|---|---|
| アルミ | 記載あり(BS1010) | 記載あり(C20ブレードの公式記載。BC2011との同一性は未確認) | 記載あり | 記載あり(販売ページ) | 記載あり |
| ステンレス | 記載なし(「鋼」のみ) | 記載なし(「鋼」のみ) | 記載なし | 記載なし | 記載あり |
| 樹脂 | 記載あり | 記載あり(C20ブレードの公式記載。BC2011との同一性は未確認) | 記載あり | 記載あり | 硬質塩ビが記載あり |
アルミと樹脂は5機種すべてに記載があり、選ぶ軸は加工箇所と径になります。ステンレスで記載があるのはTR-5だけです。板や穴のステンレスのバリを取りたい場合は、5機種の公式・販売ページに明記されたものがないため、使う前に目立たない箇所で試す必要があります。
NOGAの公式ページでは、材料と寸法に合わせて刃を選ぶよう案内されています。NG1003に付属する3種の刃も、鋼・アルミ・樹脂向き、真ちゅう・鋳鉄向き、直線の縁向きと使い分けが想定されています。1本の工具で何でも削ろうとせず、材料に合う刃や工具を選ぶのが基本です。
よくある失敗と、替刃・保管の考え方
1つ目の失敗は、径の範囲外に使うことです。SP81005は外径4〜42mm、TR-5は径8〜35mm、NG3100は穴径3〜20mmと、数字が決まっています。管や穴の寸法を測らずに買うと、細すぎても太すぎても合いません。
2つ目は、対象材にない金属への使用です。前の表のとおり、ステンレスの記載がある工具は限られます。3つ目は、利き手の見落としです。NOGAの公式では、BS1010は「For Right Hand users, clockwise direction」(右利き用・時計回り)と書かれ、BS2010・BS3510は左右どちらの利き手でも使えると書かれています。左利きの人は、ブレードの記載を確認してください。
替刃は使うほど切れ味が落ちる消耗品なので、頻繁に使う人は、使う刃の型番を控えておくと買い足しが楽です。
携行は、工具箱の隅に入れて持ち歩く使い方が基本です。腰袋に入れて持ち歩きたい人は腰袋・サポートベルトの比較記事も参考になります。
よくある質問
Q. ステンレスのバリ取りに使える工具は?
A. 5機種のうち、ステンレスの記載があるのはSK11 TR-5だけです(径8〜35mmのパイプ用)。板や穴のステンレスについては、NOGAの公式ページにも「鋼」の表記しかなく、ステンレスと明記されたものはありません。
Q. 電線管の切断端に使える?
A. 樹脂製(PF・CD・VE管など)は、外径が範囲内ならSP81005(外径4〜42mm、樹脂・軟質金属)かTR-5(径8〜35mm、硬質塩ビが対象)の対象材に入ります。鋼製の電線管(薄鋼・厚鋼・ねじなし)は、5機種とも「鋼管」の記載がなく、使えるとは言えません。どちらも「電線管」の語での記載はないため、外径と材質を確認してから選んでください。
Q. 砥石やグラインダーとはどう使い分ける?
A. 削り量が多いバリや大きな面の仕上げは研削系、縁の小さなバリや面取りは手動の切削系が向きます。砥石の選び方はこちらの記事にまとめています。
Q. バリ取りは1本で全部こなせる?
A. NOGA NG1003は公式が「ほとんどのバリ取りをこなす」と書いていますが、パイプの内外径は専用のSP81005やTR-5のほうが向きます。穴の面取りが多いなら、NG3100を足す組み合わせが現実的です。
まとめ
穴と縁を1本でこなすならNOGA NG1003、穴の面取りが多いならNOGA NG3100、銅管のバリ取りならTASCO TA520AG、樹脂・軟質金属のパイプならNOGA SP81005、ステンレスのパイプならSK11 TR-5が候補です。選ぶ順番は、加工箇所、材料、径の順です。
NOGA製品の値は、メーカー運営の公式ページで確認できたものを【公式】と区別して載せました。SK11とTASCOは公式ページに到達できなかったため、販売ページの記載を出典にしています。購入前に、販売ページの商品名と径、対象材を確認してください。











