エンジニアのガチファッション語り【ビルケンシュトック ロンドン編】

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飾らないことの美しさを、この靴はちゃんと教えてくれた。

メナ

どうも、メナ(@menachite)です。
今回はファッション企画!題して
「エンジニアのガチファッション語り【ビルケンシュトック ロンドン編】」です。

私はファッションにおけるブランドの歴史が好きです。

歴史の長いメーカーには単に見た目だけではないファッションを超えた人間の哲学のようなものを感じる瞬間があるからです。

そんなファッションアイテムの中でこれは語りたいと思えるアイテムを取り上げていきます。

それがビルケンシュトックの革靴。中でもヌバックシリーズは最高です。

今回はそんなビルケンシュトックの革靴を取り上げていきます。

目次

ビルケンシュトックとは?

ビルケンシュトックという名前を聞くと、サンダルを思い浮かべる人が多いだろう。
でもその根底に流れる哲学は、単なる「楽な靴」という言葉で片づけられない。

1774年、ドイツの職人ヨハネス・ビルケンシュトックが始めた小さな靴作りから、250年。
彼らがずっと守ってきたのは、“人間の体を正しく支える靴とは何か”という問いだ。

現代のファッションが「どう見えるか」を競う競技なら、
ビルケンシュトックは「どう在るか」を問う哲学書みたいな存在だと思う。

派手さもなければ、時代のトレンドにも乗らない。
だけど、履いた瞬間にわかる。
「これが自分の足なんだ」と。

ファッションの中心にいない。
けれど、その“外”にいるからこそ、ビルケンシュトックは美しい。

飾らないことの美しさを教えてくれる靴

なぜ、スニーカーでもなくドレスシューズでもないのか?

ビルケンシュトックは、ファッションの中でも特異な位置にいる。
彼らは“見せるための靴”ではなく、“生きるための靴”を作っている。

流行のスニーカーがどんどん厚底になり、ブーツが無骨さを競う中、
ビルケンはずっと、何も盛らない。
健康サンダルとしての原点を守りながら、無駄を削ぎ落とし続けてきた。

その佇まいは、どこか力が抜けている。
でも、それがいい。

背伸びをせず、無理をしない。
素材の良さがそのまま“存在の説得力”になっている。

“頑張ってないのに、なんかかっこいい”
そんな空気をまとうのは、この靴の最大の魔法だと思う。

サイズ感 ― 普段通りでOK。ただし「ナロー」か「レギュラー」か。

ビルケンシュトックを初めて選ぶとき、まず戸惑うのがサイズ表記。
普段の靴のサイズで問題ないけれど、ビルケンには

「ナロー(NARROW)」

「レギュラー(REGULAR)」

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の2種類の幅がある。

ざっくり言うと、

  • ナロー:細身の足向け(女性や甲の低い男性におすすめ)
  • レギュラー:標準〜やや幅広の足向け

この2種類の存在こそ、彼らがどれほど“人の足に寄り添ってきたか”を物語っている。
ファッションブランドの靴が「デザインを人に合わせろ」と言うのに対して、
ビルケンは「靴が人に合わせるべきだ」と言う。

僕自身は普段26.5 cmで、ロンドンも同じサイズのレギュラーを選んだ。
最初は少し硬さを感じたが、数日もすれば、コルクソールが足裏を包み込み、
「これ以上に自分に合う靴はない」と感じた。

ともに歩んでくれる安心感

ロンドンを履くと、まず感じるのは“安心感”だ。
足を包み込み、まっすぐに支えてくれる感覚。
長時間歩いても疲れにくいのはもちろん、
「これならどこまででも行ける」と思わせる安定感がある。

ビルケンの靴は、ソール交換ができる。
しかも修理費が法外に高いわけでもない。
一度気に入れば、定期的なケアと交換で何年も履ける。

つまり、ロンドンは「消費されない靴」なのだ。
履き潰して終わりではなく、
“人生と一緒に歩む靴”として、関係が続いていく。

そしてその時間の中で、革が柔らかくなり、色が深く変化していく。
これがいわゆる“経年変化”だが、ロンドンのヌバックモデルは特にその表情が豊かだ。

最初はマットで素朴な質感。
でも履き込むほどに、細かな傷が艶に変わり、
柔らかく光を反射するようになる。
その変化を見るたびに、「この靴と共に歩いてきた時間」を思い出す。

人間も靴も、使い込まれて初めて美しくなる。
それを教えてくれるのが、ビルケンシュトックというブランドだ。

まとめ ― 背伸びをやめた人の足元に、静かな品格を

ファッションの世界は、いつだって競争だ。
より高く、より大きく、より目立つ。
でも、そんな時代にこそ“引く美学”が必要だと思う。

ビルケンシュトック・ロンドンは、その象徴だ。
派手さはない。
だけど履く人の中にある「落ち着き」や「余裕」を引き出す。

自分を大きく見せるのではなく、
“今の自分をそのまま受け入れる”という選択。
それが、ビルケンを履くということだ。

ヌバックの革に滲む時間の跡。
足に馴染むフットベッド。
背伸びをやめた人だけがたどり着ける、穏やかで粋な世界。

もし今、ファッションの熱が少し冷めてきたなら。
あるいは、自分を誇張しなくてもいいと思えるようになったなら。
そのときこそ、ビルケンシュトック・ロンドンを選ぶべきだ。

それは、飾らないことの強さを教えてくれる一足だ。

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