NIKE ACG AIR MADA:90年代の魂を履いて、街でも山でも全力で遊ぶ。

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メナ

どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。

突然ですが、僕は古着が好きで特に90年代の服が好きです。
今日は趣向を変えてお気に入りのアイテム紹介をします。
昨今ヴィンテージブームでは高価なヴィンテージアイテムがもてはやされていますが90年代のアイテムは比較的安価で手に入りやすく当時の雰囲気が感じられます。

最近また一段と「遊びに行きたい欲」が高まってきてまして。
山とか川とか、ちょっと非日常に逃げたくなる季節なんですよね。

で、そんなときに頼れる相棒がこれ。

目次

NIKE ACG AIR MADAってなに?

名前からしてアウトドアっぽさ全開なんですが、実は90年代にリリースされた隠れた名作。
それが数年前に復刻して、じわじわと人気を集めてます。
MADAの魅力はなんといっても、「街でも山でもOK」なバランス感。
トレイルシューズっぽいゴツさがありつつも、シルエットはスマートで、普通に街中でも馴染むんです。

デザイン:無骨だけど洗練されてる

この手のシューズって「機能性重視」になりがちなんだけど、MADAはそこに「デザイン性」もガッツリ乗せてきてる。
レザーとメッシュのコンビ、シューレースの取り回し、そしてACGロゴの位置。
全部が「ちょっと変だけど、なんかかっこいい」に仕上がってる。

履き心地:思ったより軽いし、グリップも◎

見た目はゴツいのに、実際に履いてみると意外と軽いんです。
あと、アウトソールのパターンが秀逸で、雨の日の石畳とかでもグリップしてくれる。
インソールも柔らかめなので、長時間歩いても足が疲れにくい。
「あ、今日は歩くぞ」って日でも安心。

こんな人におすすめ

  • 街と自然、どっちも行き来したい人
  • スニーカーだけどアウトドア感も欲しい人
  • 90年代っぽいデザインが好きな人

つまり、僕みたいな人にはどハマりなわけです。

ゴリゴリのアウトドアギアじゃなくて、
でもファッションアイテムだけでもない。
その中間でちゃんと役割を果たしてくれる、頼れるヤツ。

「派手さはいらないけど、個性は欲しい」
そんな気分のときに、MADAを選ぶとしっくりくると思います。

サイズ感はふだん通りでOK

自分は普段26.5cmで、AIR MADAは27.5cmを選びました。
AIR MADAはけっこう懐が深いというか、多少のサイズ違いならなんとでもなりそうな感じがします。
ジャストフィットでも行けるし、ちょい大きくてもひもで何とかなる。
軽くて柔らかい素材のせいかいい感じにフィットしてくれます。
僕の場合は普段からガッツリ履いていくことを想定して脱ぎ履きしやすいサイズでコレを選びました。
アウトドア系の靴は結構タイトめに履く印象もあったのでもっとラフに履きたい思いからです。
結果から言えば大成功でした。

90年代、熱狂が息づいた時代

90年代って、特別な時代だったと思いませんか?
街角ではスケボーの音が響き、MTVから流れるビートに心が躍り、誰もが自分だけの「何か」を追いかけていました。
あの頃のカルチャーは、まるで火花のようにパチパチと弾け、触れるだけで胸が熱くなるようなエネルギーがありました。
インターネットもSNSもなかった時代なのに、リアルな場所で、リアルな情熱で人が繋がっていた。僕の中では、90年代こそが熱狂のピーク。
どの瞬間も、どのブームも、全部が伝説だったんです。

今は人が増えて賑やかになりましたが、あの「生きてる!」という熱量は少し薄れた気がします。
だからこそ、僕は90年代の古着に心を奪われます。
色褪せたTシャツやジャケットを手に取ると、まるでその時代を「着る」ように、90年代の空気がビビッと蘇ってくるんです。
古着って、ただの服じゃない。あの時代のロマン、夢、熱――全部が織り込まれた宝物なんです。

そんな90年代のど真ん中で輝いていたのが、NIKE ACG(All Conditions Gear)。

アウトドアとストリートの境界を軽々と超えて、生まれたスニーカーはマニアなら誰もが認める名作揃い。Air Mowabb、Air Moc、そして今回語りたいAIR MADA(エア マーダ)。

Air Mada:猛獣の心を持った相棒

1994年、ACGから登場したAir Madaは、まるで山を駆ける獣のような存在でした。
「SLEEK, NIMBLE, FRIENDLY AND HAVE BIG SHARP TEETH(しなやか、すばやい、優しい、でも鋭い牙を持つ)」――この言葉が、Air Madaのワイルドなスピリットをそのまま表しています。


岩場を軽やかに飛び越え、どんなタフなトレイルも力強く進む。Tinker HatfieldとSergio Lozanoが手掛けたデザインは、90年代のアウトドアの熱気をぎゅっと閉じ込めたようなカッコよさがあります。

でも、当時のAir Madaを今手に入れようとすると、加水分解でソールがボロボロ。どんなに愛していても、履きたくても履けない。
ただのコレクターズアイテムになってしまうのが現実でした。
本当に切ないですよね。そんな僕らの気持ちを汲んでくれたのか、2022年にNIKEが復刻してくれたんです。
もう、NIKEには感謝しかありません。誰のため?
僕ら、90年代の魂に焦がれるみんなのためですよ!
ちゃんと履けるAir Madaで、あの時代の熱をまた味わえるなんて、こんな幸せなことってない。
手に取った瞬間、まるで古着屋でヴィンテージのACGジャケットを見つけたときのドキドキが蘇りました。90年代のバイブスがそのまま詰まっていて、でも今履いても全然色褪せない。
山を歩くときも、街をブラブラするときも、こいつは最高の相棒なんです。

Air Madaの見た目は、90年代の無骨な魅力が全開です。
高耐久ラバーとレザー、ネオプレン風の柔らかい素材のアッパーは、まるで山の岩のようにタフで、でもどこか温かみがある。
通気孔がスーッと風を通すから、長い冒険でも足が快適。ミッドソールのナイキ エアは、歩くたびにフワッと弾むクッション性が本当に心地いい。
アウトソールは、深い溝とゴツい凹凸で大地をしっかり掴みます。
リサイクル素材のリグラインド・アウトソールは、90年代の魂に現代のエコな意識をそっと添えてくれています。

90年代の色で、時代を思い出す

Air Madaのカラーパレットは、90年代の鮮烈なイメージをそのまま切り取ったようです。

Air Madaは、90年代のアウトドアカルチャーのど真ん中を突き進んだシューズです。Air MowabbやAir Mocと並んで、トレイルランナーやハイカーの足元を支えました。
でも、ただのアウトドアシューズじゃない。
ストリートでもバッチリ映えるデザインは、スケーターやヒップホップキッズの心も掴んで離しませんでした。復刻版は、その二面性をそのまま引き継いでいます。

山で履けば、岩場を軽やかに跳び越える相棒。
街で履けば、90年代の熱い時代を足元で静かに語ってくれる。

履き心地は、まるで90年代のあの「リアル」な感覚を再現したみたい。

【まとめ】NIKE ACG AIR MADAは街と自然と時代をまたぐスニーカーだった

履いてみて感じたのは、「これは靴というより“道具”やな」という感覚でした。

最初に箱から出したとき、「おお、これはゴツいな…」と正直ちょっと身構えました。
レザーと合成素材を組み合わせたアッパーに、無骨なソール。アウトドアギア然とした見た目。

だけど、不思議と街でも浮かない。
その理由はたぶん、全体のバランス感。
主張は強いのに、押しつけがましくない。それがACGの“らしさ”なんかもしれません。

履いてみると、思ってたより軽い

ゴツそうな見た目とは裏腹に、足を入れると意外に軽やか。
ソールが適度にしなって、足を包む感じも気持ちいい。クッション性も十分あって、長時間歩いても疲れにくい。
履いて数分で、「これは毎日履くやつやな」と思いました。実際、今は週3ペースで稼働中です。

街、山、雨。どこでもちょうどいい。

この前、家族でキャンプに行ったときも履いていきました。
天気はあいにくの雨。でも、ぬかるんだ地面でも滑らないし、水も染みにくい。
帰りにそのままスーパーに寄っても、街の空気にちゃんと馴染んでくれる。

「山っぽさ」と「街っぽさ」、そのちょうど中間にあるのがAIR MADAの魅力だと思います。
どこでも使える。それだけで、道具としての価値が一気に上がる。

90年代の熱が、今に馴染む

NIKE ACG AIR MADAは、“使える道具”であると同時に、90年代の熱を今に繋ぐプロダクトでもあります。

・アウトドアとストリートの境目が曖昧だったあの頃
・がっしりしたスニーカーが主流だったあの頃
・ちょっと野暮ったいのに、なぜか格好良かったあの頃

そんな時代の空気が、AIR MADAにはうっすら残ってます。

今の機能性と、あの頃のロマン。
どっちも欲しい人にとって、これは“ちょうどいい”一足だと思います。

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