タジマ(株式会社TJMデザイン)の「セフシステム」は、腰袋で有名なタジマが設計した工具箱連結システムだ。特徴は3つ——IP65防水防塵・セフホルダー搭載・置くだけ連結。電気工事士・配管工・内装職人が「1台目から迷わない」工具箱として支持されている。
この記事ではセフツールボックスS/スタンダード/キャリー・引出しボックス・パーツボックスの6製品を用途別に解説する。各製品の選び方と組み合わせ方まで、現場目線でまとめた。
メナセフシステムは「1台で使える・複数台で繋がる」という設計思想が現場の工具管理を変える。腰袋の使い勝手をそのまま工具箱に落とし込んだのがタジマの強みだ。
タジマ セフシステムとは——腰袋メーカーが作った工具箱の特長
セフシステムは、タジマ(株式会社TJMデザイン)が設計した工具箱連結プラットフォームです。全製品共通の「置くだけ連結機能」により、工具箱同士をロープなしで積み重ねて固定できます。走行中の荷崩れを防止し、現場到着後は工具箱ごとに素早く取り出せます。
全製品にIP65準拠の防塵防水を搭載し、雨天・粉塵の多い現場でも工具を保護します。また、タジマの腰袋シリーズと同じ「セフ取付システム」を工具箱外側に設けており、腰袋に使うセフホルダーで工具を外側に吊り下げる収納スタイルが可能です。



「置いたら繋がる・外したら持てる・濡れても守る」——この3点がセフシステムの設計思想だ。腰袋メーカーとしての現場ノウハウが工具箱に凝縮されている。
セフシステム 選び方のポイント
ツールボックス3種の使い分け:S / スタンダード / キャリー
セフツールボックスにはS・スタンダード・キャリーの3タイプがあります。S(TB-TBOXS)は単体で軽量・コンパクトに収めたい現場に。スタンダード(TB-TBOX)は電動工具一式を収めるメインボックスとして。キャリー(TB-TBOXC)は重い工具セットを一人で運びたい大型現場に。最初の1台はスタンダードが使い勝手のバランスが良いです。
引出しボックスとパーツボックスの役割
引出しボックス(TB-HBOXL2)は「スライドで取り出す消耗品管理」向き。パーツボックス(TB-PBOX/L)は「薄型で細かいパーツを一覧管理」向きです。ツールボックスと組み合わせることで、工具本体と消耗品を分けて整理できます。
タジマ セフシステム おすすめ6選
タジマ セフツールボックスS TB-TBOXS





セフボックスシリーズで最もコンパクトなツールボックスだ。内寸H247mmという絶妙なサイズは、電気工事士が1日分の手工具一式をちょうど収める。IP65の防塵防水で現場の雨に動じず、置くだけで他ユニットと連結できる。
| 外寸 | H312×W523×D328mm |
| 内寸 | H247×W450×D265mm |
| 防水・防塵 | IP65準拠 |
| 最大積載 | 50kg(蓋100kg) |
| セフホルダー | 外側搭載 |
| 付属品 | インナートレイL・ネームシール2枚 |
セフツールボックスSは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売したコンパクト型ツールボックスです。内寸H247×W450×D265mmで、電工・配管・建築仕上げの現場で1日使う手工具一式(ドライバー・ペンチ・メジャー・検電器等)を収納するために設計されています。


現場では到着時にセフ台車や他のツールボックスと連結して積み重ね、作業エリアに移動させます。IP65準拠の防塵防水により、雨天・粉塵の多い現場でも内部の工具を保護できます。蓋の耐荷重は100kgで、踏み台・作業台として使用することも想定された設計です。


セフシステム全製品と連結して積み重ねる運用が想定されており、セフキャリーツールボックス(TB-TBOXC)を台車にしたシステム構成の最上段ユニットとして発売されています。「コンパクトに収めたい単独運用」と「フルシステムの最上段」両方に対応します。


タジマ セフツールボックス TB-TBOX





セフシリーズのスタンダード機だ。内寸H357mmという空間に電動ドライバー本体+充電器+手工具セットを一式収められる。IP65で雨天も問題なし。セフホルダー54個という圧倒的な収納量が現場での差になる。
| 外寸 | H421×W523×D328mm |
| 内寸 | H357×W450×D265mm |
| 本体重量 | 約5,250g |
| 防水・防塵 | IP65準拠 |
| 最大積載 | 50kg(蓋100kg) |
| セフホルダー | 内外合計54個 |
セフツールボックスは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売したスタンダードモデルです。内寸H357×W450×D265mmの空間は、電動インパクトドライバー本体・バッテリー・充電器・手工具セットを一式収める「1日分の工具箱」として設計されています。


内外にセフホルダー54個を搭載しており、よく使う工具をホルダーに引っ掛けて立てて収納できます。2wayハンドル(片手・両手対応)でさまざまな持ち方に対応し、IP65準拠で雨天・粉塵から工具を守ります。


セフシステムの中核ユニットとして、セフツールボックスS(TB-TBOXS)・セフキャリーツールボックス(TB-TBOXC)・セフ引出しボックス(TB-HBOXL2)との連結運用が想定された設計で、複数連結で「移動式工具ステーション」として機能します。


タジマ セフキャリーツールボックス TB-TBOXC





大型タイヤで段差を乗り越えながら工具を運ぶのがセフキャリーだ。最大100kgを転がして移動でき、現場ではそのまま作業台としても使える。重い工具を持ち上げずに済む現場の救世主。
| タイヤ | 大型タイヤ(段差乗り越え対応) |
| 最大運搬重量 | 100kg |
| 連結 | セフシステム全ユニット対応 |
| 用途 | 工具運搬・踏み台・作業台兼用 |
| セフホルダー | 外側搭載 |
セフキャリーツールボックスは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売したキャリー付きツールボックスです。大型タイヤで段差を乗り越えながら最大100kgの工具セットを一人で転がして運べるように設計されており、大型現場での工具運搬の省力化を実現します。


現場では工具を全て積んだまま転がして作業エリアまで移動し、そのまま踏み台・作業台として使用できます。セフシステムの連結機能により、他のセフボックスを上に積み重ねて「移動式工具ステーション」として運用する設計が標準です。


セフシステム全体の移動を担うベースユニットとして設計されており、セフツールボックス(TB-TBOX)・セフ引出しボックス(TB-HBOXL2)を上に積み重ねるシステム構成の下段に据えるために発売されています。


タジマ セフ引出しボックスL 2段セット TB-HBOXL2





引き出し式が現場の整理を変える。左右連結スライドレールで引き出しがスムーズに出て、トレイごと取り出せる。上段は防水パーツケース付き、下段はフリートレイで大物対応。2段合計40kgの積載が頼もしい。
| 外寸 | H379×W502×D328mm |
| 最大積載 | 各段20kg(合計40kg) |
| 蓋耐荷重 | 100kg |
| スライドレール | 左右連結ロングスライドレール搭載 |
| 上段付属品 | 防水パーツケーストレイ+防水パーツケースM×4 |
| 下段付属品 | フリートレイ |
セフ引出しボックスL 2段セットは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売した引き出し式収納ユニットです。左右連結ロングスライドレールを搭載し、上段にはセフ防水パーツケーストレイ+防水パーツケースM×4が付属します。細かい部品・ビット・消耗品の整理に最適化された設計です。


現場では積み重ねたまま引き出しを操作し、必要な道具だけ取り出せます。下段のフリートレイには工具本体・大型パーツを収納し、上段で消耗品を管理する「2層管理」が現場の時間短縮に直結します。


セフシステムの中間ユニットとして設計されており、上にセフツールボックスSを積み・下にセフキャリーツールボックスを置く「3段システム」が定番の構成として発売されています。


タジマ セフパーツボックス TB-PBOX





セフパーツボックスは「消耗品整理の専用機」だ。内寸H95mmという薄型にビット・ネジ・タッカー針・電線コネクタが整列して収まる。セフシステムに積み重ねるだけで片付きが変わる。
| 内寸 | H95×W450×D270mm |
| 防水・防塵 | IP65準拠 |
| セフホルダー | 外側搭載 |
| 仕切り | 別売TB-PBOXP対応 |
| 連結 | セフシステム全ユニット対応 |
セフパーツボックスは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売した薄型パーツ管理ユニットです。内寸H95×W450×D270mmの浅い設計は、ドライバービット・ドリル刃・タッカー針・電線コネクタ・ネジ類など「細かいが重要な消耗品」を一覧管理するために最適化されています。


現場ではセフシステムの最上段に置いて作業前に必要な消耗品だけ取り出す運用が定番です。IP65準拠の防塵防水で消耗品を雨や粉塵から守り、別売仕切りセット(TB-PBOXP)を組み合わせることで用途ごとに区画を作れます。
セフシステムの最上段ユニットとして設計されており、セフツールボックス(TB-TBOX)の上に積み重ねてシステム全体をコンパクトにまとめるために発売されています。「工具本体はツールボックス・消耗品はパーツボックス」という役割分担でシステム効率を上げます。


タジマ セフパーツボックスL TB-PBOXL





パーツボックスLは標準より深みを増した収納量が魅力だ。ビット類だけでなくコードリール・テープ類・バッテリー予備なども入る。最大積載20kgで重い消耗品にも対応できる強さがある。
| 防水・防塵 | IP65準拠 |
| 最大積載 | 20kg |
| セフホルダー | 外側搭載 |
| 仕切り | 別売TB-PBOXLP対応 |
| 連結 | セフシステム全ユニット対応 |
セフパーツボックスLは、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売したラージサイズのパーツ管理ユニットです。標準モデル(TB-PBOX)より容量を拡大した設計で、ビット類に加えコードリール・電線テープ・バッテリー予備など、かさばる消耗品の整理に対応しています。


IP65準拠の防塵防水を備え、雨天・粉塵環境でも消耗品を保護します。最大積載20kgで重量のある消耗品セットも安心して収納でき、別売仕切りセット(TB-PBOXLP)を組み合わせて消耗品の種類別に区画を設けられます。
消耗品が多い電気工事・内装工事・空調設備の現場向けに設計されており、標準のパーツボックス(TB-PBOX)では容量が不足する現場で、消耗品を1ユニットで一元管理するために発売されています。


タジマ セフシステムについてよくある質問
セフシステムの工具箱同士はどうやって連結するの?
「置くだけ連結機能」により、積み重ねた際に底面のラッチが自動で噛み合います。ロープや別途固定具は不要です。解除も片手で行えます。
IP65とは何ですか?現場でどれくらい濡れても大丈夫?
IP65はIEC規格の防水等級で、あらゆる方向からの水の直接噴流に対して保護されます。雨天の屋外作業・水洗い程度なら内部の工具を守れます。水没は想定外です。
セフホルダーとは何ですか?腰袋のセフと同じもの?
はい、タジマの腰袋シリーズで採用している「セフ取付システム」と同規格です。セフホルダーに対応した工具ホルダー・腰袋パーツを工具箱の外側に取り付けて収納できます。
まとめ:タジマ セフシステムで現場の工具管理を変える
今回紹介した6製品を用途別にまとめると:セフツールボックスS(TB-TBOXS)は1日分の手工具コンパクト収納、セフツールボックス(TB-TBOX)は電動工具一式のメインボックス、セフキャリーツールボックス(TB-TBOXC)は100kg運搬の移動ステーション、セフ引出しボックスL 2段(TB-HBOXL2)は引き出し式消耗品管理、セフパーツボックス(TB-PBOX)は薄型消耗品整理、セフパーツボックスL(TB-PBOXL)は大容量消耗品一元管理だ。
最初の1台はIP65・セフホルダー・連結機能が全部入ったセフツールボックス(TB-TBOX)から始めるのがおすすめだ。腰袋で有名なタジマが工具箱に落とし込んだ現場目線の設計は、電気工事士・配管工・内装職人が現場で「これだ」と感じる使い勝手になっている。



工具箱は収納じゃなくて仕事の流れを作るインフラだ。セフシステムを選ぶと現場の動きが変わる。
あわせて読みたい
セフボックス専用アクセサリー一覧
タジマ セフパーツボックス用 仕切りセット TB-PBOXP





TB-PBOXPはセフパーツボックスのために設計・発売された仕切りセットだ。区画を作ることでビット・ネジ・タッカー針が種類別に整列し、朝一の工具確認が劇的に速くなる。
| 適合製品 | TB-PBOX(セフパーツボックス)専用 |
| 寸法 | H97×W447×D270mm |
| 素材 | ポリプロピレン(PP) |
セフパーツボックス用仕切りセット(TB-PBOXP)は、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売した専用アクセサリーです。セフパーツボックス(TB-PBOX)の内部をカテゴリ別に仕切る区画セットで、ビット・ネジ・タッカー針・電線コネクタなど細かい消耗品を種類ごとに整列させるために設計されています。


現場では作業前に「どのビスがどこにある」を即座に確認できるため、探し物の時間をゼロにできます。TB-PBOXと組み合わせることで、薄型パーツボックスが「種類別管理された消耗品棚」に変わります。
セフシステムの消耗品管理レイヤーを完成させる仕上げアクセサリーとして設計されており、TB-PBOXと一体で運用することを想定した専用設計品です。
タジマ セフツールボックスインナートレイ TB-TBOXIT





インナートレイはツールボックス内の整理を次のステージに引き上げる道具だ。底に直置きした工具がバラバラになる悩みをこれ1つで解消できる。セフツールボックスが付属品として最初から同梱するほど重要な存在だ。
| 適合製品 | TB-TBOXS・TB-TBOX |
| 外寸 | H55×W476×D128mm |
| 内寸 | H50×W440×D100mm |
| 重量 | 約360g |
| 耐荷重 | 3kg |
セフツールボックスインナートレイ(TB-TBOXIT)は、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売した専用インナートレイです。外寸H55×W476×D128mmで、セフツールボックスS(TB-TBOXS)・セフツールボックス(TB-TBOX)の内部に装填してトレイ層を作るために設計されています。


現場ではドライバー・ペンチ・メジャーなどよく使う工具をトレイに並べ、ツールボックス内の特定エリアに固定できます。耐荷重3kgで現場工具を安定して保持し、トレイごと取り出して作業台に置く運用もできます。
セフツールボックスS/スタンダードの付属品(インナートレイL相当)としても供給されており、交換・追加用としてセフシステム全体の消耗品整備を担うために発売されています。
タジマ 工具ボックス用ワークトップ TB-WT





ワークトップはツールボックスの蓋を「作業台」に変える発想の転換だ。PVCマットで工具が滑らず、狭い現場でも小物を置きながら作業できる。セフシステムが「移動式作業ステーション」になる瞬間だ。
| 適合製品 | セフツールボックス・セフキャリーツールボックス |
| 外寸 | H60×W485×D328mm |
| 表面素材 | PVC滑り止めマット |
工具ボックス用ワークトップ(TB-WT)は、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売したワークサーフェスアクセサリーです。外寸H60×W485×D328mmで、セフツールボックスの蓋上に取り付けて作業台として使用するために設計されています。PVC素材のマットが表面に貼られており、工具・ビット・部材を置いても滑らない仕様です。


現場ではツールボックスの隣に置いた工具を仮置きする作業台として機能します。地面に工具を直置きせず、清潔に管理できるため、精密工具のメンテナンス作業・接続部品の仮組みなどに向いています。
セフシステムを「移動式作業ステーション」として完成させるために設計されており、セフキャリーツールボックス(TB-TBOXC)の上に取り付けて現場を移動しながらすぐに作業できる体制を構築するために発売されています。
タジマ 工具ボックス用車載マウント TB-MT





車載マウントはセフシステムを「移動中も固定できる工具箱」に変えるパーツだ。ネジ径9mmの取付対応で、バンや軽トラの荷台に直接マウントして走行中の荷崩れをゼロにできる。
| 適合製品 | セフツールボックス・セフキャリーツールボックス |
| 外寸 | H29×W485×D328mm |
| 対応ネジ径 | 9mm |
| 耐荷重 | 50kg(取付面20kg) |
工具ボックス用車載マウント(TB-MT)は、タジマがセフボックスシリーズのために設計・発売した車載固定アクセサリーです。外寸H29×W485×D328mmで、バン・軽トラック・作業車の荷台にセフツールボックスを直接固定するために設計されています。


現場への移動中、工具箱が荷台で動くストレスをゼロにします。耐荷重50kg(取付面20kg)で重い工具を積んだセフシステムをしっかりと固定でき、走行中の振動でも荷崩れしない設計です。
セフシステムを「車ごとの工具管理インフラ」として完成させるために設計されており、セフキャリーツールボックス(TB-TBOXC)との組み合わせで「到着即作業」のスムーズな現場展開を実現するために発売されています。















































