【ガレージ・作業場向け】有孔ボードおすすめ6選|工具の壁面収納とシャドーボードの作り方・耐荷重と取付方法の選び方

サンカ スチールパンチングボード 450×600mm ブラック 60001
  • URLをコピーしました!

※当ブログではアフィリエイト広告による収益を得ています。

メナ

工具を引出しや箱にしまうと、戻し忘れても気づきにくくなります。壁に掛けて見える状態にすると、どこに何があるかが一目で分かります。

ガレージや作業場で工具を壁に掛けて収納する定番が、等間隔に穴があいた有孔ボード(パンチングボード、穴あきボードとも呼ばれます)です。穴にフックを差して工具を掛けるので、レイアウトを後から変えられるのが特徴です。

この記事では、サンカ・光・ステラNEXT・和気産業の有孔ボード6枚を、板材、穴径とピッチ、耐荷重、壁への取付方法の4つの軸で比べます。各カードの下には、出典のある数値だけをスペック表にまとめました。さらに、工具の定位置を輪郭で示す「シャドーボード」の作り方も、有孔ボードとの組み合わせ方を中心に解説します。工具の壁面収納とシャドーボードの作り方、耐荷重と取付方法の選び方を、この順で説明します。

迷ったら、壁がコンクリートや木なら光 PGBD609-1、石膏ボード壁で穴を目立たせたくないならステラNEXT、まず小さく試すならサンカ 60001を選べば、取り付けで困りにくくなります。

床に置く移動式の工具収納はロールキャブの比較記事で扱っています。この記事は、壁そのものにボード・フック・シャドーボードで工具を出して見える化する方法に絞っています。

目次

有孔ボード6選の早見表

まず、壁がどんな素材かで選ぶ板が変わります。価格は帯でのめやすで、購入前に各モールの表示を確認してください。

機種板材穴径・ピッチ耐荷重(各社表記)壁の想定価格帯
サンカ 60001(45×60cm)スチール1mmφ5・25mm7kg金具別売3000円台
光 PGFBD906-1(90×60cm)スチール1mm5mm・25mm15kg/30kg(止め具6個)金具別売6000円台
ステラNEXT 57-BLACK(81.7×54.2cm)スチールt0.86mm・25ピッチ全体で5kg程度石膏ボード壁用6000円台
光 PGBD609-1(91×60.5cm)MDF・塩ビ5mm・1インチカタログ欄(N/kgf)の値20(止め具4個)石膏ボード・コンクリート・木(別売パーツ)4000円台
光 PGMBD69-2(91×60cm)MDF・シート貼り5mm・25mm販売ページに記載なし石膏ボード(別売パーツ)4000円台
和気産業 ANB-005(60×90cm)シナ合板5.5mm5mm・25mm販売ページに記載なし固定パーツ別売2000円台

耐荷重は、各社が「止め具の個数」「均等荷重」など条件つきで表記しています。数字だけを横に並べて優劣を決めず、次の選び方の4軸で絞ってください。

有孔ボードの選び方4つの軸

軸1:板材(スチールかMDF・合板か)

スチール製のサンカ 60001、光 PGFBD906-1、ステラNEXTは、板厚が1mm前後の薄い金属板です。光 PGFBD906-1の公式カタログには「マグネット製品も取付可能なスチール製パンチングボードです」とあり、フックに加えて磁石で固定する小物も併用できます。

MDFや合板のボードは、光 PGBD609-1(MDF・塩ビ加工)、光 PGMBD69-2(MDF・シート貼り)、和気産業 ANB-005(シナ合板)です。板に厚みがあり、木目調や自然な色味が選べます。一方、PGMBD69-2の販売ページには「耐水性はございません」とあるため、湿気の多い場所は避けるのが無難です。

軸2:穴径とピッチ(フックとの相性の土台)

サンカ・光・和気産業は穴径5mm・ピッチ25mm前後で、ステラNEXTだけが穴径6mmです。フックは穴の大きさとピッチが合っていないと掛けにくくなります。同じメーカー内の組み合わせなら、メーカーが想定した穴に合わせて作られていると考えられます。

他社のフックを使いたいときは、メーカーが適合を記載していないことがほとんどです。使えないと決めつけず、フック側に書かれた「穴径」「穴ピッチ」と、ボード側の数字が合っているかを購入前に照らし合わせてください。光 PGBD609-1だけは、ピッチが25mmではなく「1インチ」と表記されています。

軸3:耐荷重の読み方

耐荷重は、板そのものの強さではなく「何個の止め具で壁に留めたときの荷重か」で決まる表記が目立ちます。光 PGFBD906-1は石膏ボード取付具6個で15kg、壁面用止め具6個で30kgで、「耐荷重は均等荷重の目安です」と書かれています。光 PGBD609-1は止め具を4個使った場合の値として、カタログの耐荷重欄(単位はN/kgfの併記)に20と書かれています。単位が確定しないため、他機種のkg表記とは横並びにせず、止め具は6〜8個の使用を推奨している点とあわせて確認してください。

ステラNEXTは穴1つあたり0.5kg、パネル全体で5kg程度と、フック1本あたりの目安まで出ています。工具1本ずつの重さを足して、ボード全体の耐荷重の範囲に収めるようにしてください。和気産業 ANB-005は耐荷重の数値が見当たらず、「固定方法、使用方法、設置の状況などによって耐荷重が変わりますのでご注意ください」という注意書きだけがあります。

軸4:壁の種類と取付方法

賃貸の石膏ボード壁なら、石膏ボード用の止め具や細い石膏釘を使う製品が候補です。コンクリート壁や木の壁に付ける場合は、板の側が対応しているかを先に確認します。具体的な取り付け方は、後半の「壁の種類別の取り付け方」でまとめます。

メナ

耐荷重の数字は「どの止め具を何個使ったとき」かが必ず条件になっています。ボードだけでなく、止め具の種類と数まで確認するのがコツです。

有孔ボードおすすめ6選

スチール製の有孔ボード3選

サンカ スチールパンチングボード 60001(45×60cm)

項目内容
板材スチール(カチオン電着塗装)・板厚1mm
穴径・ピッチドット穴径φ5・ドットピッチ25mm
耐荷重7kg
取付壁面取付穴径φ8。取付用金具は付属せず(ボードのみの販売)
メナ

小さめの45×60cmで、作業台の横や壁の一角にまず1枚付けたい人向けです。

サンカのスチールパンチングボード 60001は、外寸45×60cm、板厚1mm、ドット穴径φ5、ドットピッチ25mmの黒いボードです。同シリーズの公式ショップ表記には「ボードのみの販売です。取付用金具は付きません」とあり、壁に付ける金具は別に用意します。

サンカ スチールパンチングボード 60001

耐荷重は7kgと明記され、スチール製は日本製と書かれています。大きなボードを付ける前に、まず小さな面で工具の置き場を試したい人や、軽めのドライバーやプライヤー類を整理したい人に向いています。

サンカ スチールパンチングボード 60001

販売ページの商品名には「厚み1.8mm」という表記がありますが、公式ショップの表記は板厚1mm・奥行1.8cmです。購入時は板厚と奥行を取り違えないよう注意してください。取り付けたあとは、数か月に一度、壁面取付穴まわりのねじが緩んでいないかを確かめておくと安全です。


光 磁石がくっつく スチールパンチングボード PGFBD906-1(90×60cm)

項目内容
板材スチール(粉体塗装)・厚さ1mm
穴径・ピッチねじ穴径5mm・ねじ穴ピッチ25mm
耐荷重石膏ボード取付具6個使用時15kg/壁面用止め具6個使用時30kg(均等荷重の目安)
取付固定金具は付属せず、壁に合わせて別途用意
メナ

90×60cmの大きさと、止め具の種類で耐荷重が変わる点が特徴です。

光 PGFBD906-1は、幅60cm×高さ90cm、厚さ1mmのスチール製(粉体塗装)ボードで、ねじ穴径5mm、ねじ穴ピッチ25mmです。販売ページには「孔間隔25mm・穴径5mmのパンチングボード用フック・トレイに対応している」とあります。

光 磁石がくっつく スチールパンチングボード PGFBD906-1

耐荷重は、石膏ボード取付具を6個使うと15kg、壁面用止め具を6個使うと30kgです。壁の種類によって止め具が変わるため、石膏ボード壁で使う場合は15kgを上限の目安にすると判断しやすくなります。固定金具は付属しないので、壁に合わせて別途用意します。

光 磁石がくっつく スチールパンチングボード PGFBD906-1

縦長の大きなボードなので、工具をたくさん掛けたいガレージの壁向きです。掲載写真には「マグネットOK!」の表示があり、磁石で固定する小物も併用できます。購入ページによっては在庫が少ない表示が出ることがあるため、買う前にもう一度確認しておくと確実です。


ステラNEXT スチールパンチングパネル 壁面取付ノーマルタイプ 57-BLACK

項目内容
板材スチール(t0.8)・粉体塗装
穴径・ピッチ穴径6mm・25ピッチ
耐荷重穴1つあたり0.5kg、パネル全体で5kg程度
取付石膏ボード壁用。細い石膏釘で固定
メナ

石膏ボード壁専用で、壁に残る穴が小さい国産のパネルです。

ステラNEXTの壁面取付ノーマルタイプは、設置サイズ幅81.7×高さ54.2×厚さ2.5cm、材質スチール(t0.8)、粉体塗装の「石膏ボード壁用」パネルです。販売ページには「当社社内にて、製造、塗装、梱包、出荷まで行っております」とあり、国内で作られている点が特徴です。

ステラNEXT スチールパンチングパネル 壁面取付ノーマルタイプ

穴径は6mm、25ピッチ。パンチング穴1つあたりの耐荷重は0.5kg、パネル全体では5kg程度と書かれています。壁に打ち込むのは細い石膏釘で、1mm程度の穴しか残らないとあるため、壁の見た目を気にする人に向きます。

ステラNEXT スチールパンチングパネル 壁面取付ノーマルタイプ

穴径が6mmなので、他社の5mm穴用フックが合うかどうかは、メーカーが適合を記載していません。フックはステラNEXT側のものから選ぶか、購入前に穴の大きさを確認してください。パネル全体の耐荷重が約5kgと控えめなため、軽い工具やトレイの整理向けと考えてください。


MDF・合板製の有孔ボード3選

光 パンチングボード フレーム付 PGBD609-1(91×60.5cm)

項目内容
板材MDF・塩ビ加工(フレーム付)
穴径・ピッチねじ穴径5mm・ねじ穴ピッチ1インチ
耐荷重カタログ耐荷重欄(N/kgf)の値20(止め具を4個使用した場合)
取付別売の取り付けパーツで石膏ボード・コンクリート・木に取付可。止め具は6〜8個の使用を推奨
メナ

塩ビ加工のフレーム付きで、壁の種類に合わせて取付パーツを選べます。

光 PGBD609-1は、長さ910mm×幅605mm×奥行6.5mm、MDFに塩ビ加工をしたフレーム付きのボードです。ねじ穴径5mm、ねじ穴ピッチは1インチ、質量は1671gと公式カタログに記載があります。

光 パンチングボード フレーム付 PGBD609-1

公式カタログの特長は「別売の取り付けパーツを使用し、石膏ボード・コンクリート・木に取り付けできます」です。耐荷重欄(N/kgf)の値20は「止め具を4個使用した場合」の値で、止め具は6〜8個の使用を推奨しています。壁がコンクリートや木のガレージにも対応できる、選択肢の広い1枚です。

光 パンチングボード フレーム付 PGBD609-1

ピッチが1インチ(約25.4mm)と表記されている点は、25mmピッチを前提にしたフックとの適合を確認するときのポイントです。掲載写真には工具の使用例が写っていますが、写っているフックなどは商品に含まれません。湿気や水がかかる場所での使用は、取り付け前に光へ確認してください。


光 ヴィンテージボード 古木調 PGMBD69-2(91×60cm)

項目内容
板材MDF・シート貼り(厚5.5mm)
穴径・ピッチ穴径5mm・穴ピッチ25mm
耐荷重販売ページに記載なし
取付別売パーツで石膏ボードにも取付可。耐水性なし

光 PGMBD69-2は、910×600×5.5mm、MDFにシートを貼った古木調のボードです。穴径5mm、穴ピッチ25mmと販売ページにあり、別売パーツで石膏ボードにも取り付けられます。

光 ヴィンテージボード 古木調 PGMBD69-2

耐荷重は販売ページに記載が見当たらないため、スペック表では「販売ページに記載なし」としました。重い工具を多く掛けるより、見た目を優先して軽い工具や小物を飾る用途と考えるのが無難です。

光 ヴィンテージボード 古木調 PGMBD69-2

販売ページには「耐水性はございません」とあります。外気が出入りするガレージの壁や、湿気がこもりやすい場所では、板の状態をときどき確認し、反りや浮きが見えたら荷重を減らしてください。


和気産業 穴あきボード ANB-005 ナチュラル(60×90cm)

項目内容
板材シナ合板(厚5.5mm)・表ウレタン塗装/裏無塗装
穴径・ピッチ穴径5mm・穴ピッチ25mm
耐荷重販売ページに記載なし
取付固定方法・設置状況で耐荷重が変わる旨の注意書きあり。固定パーツは別売

和気産業 ANB-005は、幅600×高さ900×厚さ5.5mmのシナ合板で、穴径5mm、穴ピッチ25mm、表面はウレタン塗装、裏は無塗装です。ナチュラルな木の色味で、壁になじみやすい見た目です。

和気産業 穴あきボード ANB-005

耐荷重の数値は販売ページに見当たりません。「固定方法、使用方法、設置の状況などによって耐荷重が変わりますのでご注意ください」「貴重品、壊れやすいものはかけないでください」との注意書きがあります。同じ和気産業の石こうボード用固定パーツANB-008が、後述の買い足しとして使えます。

和気産業 穴あきボード ANB-005

購入価格は6枚の中で最も低い帯で、はじめて有孔ボードを試す人にも手に取りやすい価格帯です。木質素材なので、塗装のない裏面を壁側にして付け、湿気の多い場所を避けて使ってください。


壁に付けるためのアクセサリー(買い足しパーツ)3点

有孔ボードは「ボードだけ」では壁に付けられない製品がほとんどです。実際の取り付けでは、止め具とフックが必要になります。ここでは、同じメーカー内で組み合わせやすい3点を紹介します。

光 石膏ボード用止め具セット PBST-2

項目内容
対応穴5φ-25P・8φ-30P
耐荷重カタログ耐荷重欄(N/kgf)の値20
使用個数6〜8個の使用を推奨

光の石膏ボード用止め具セットです。公式カタログには「止め具は6〜8個の使用を推奨しています」「ボードを取り外す際、抜き穴が目立ちません」とあり、壁を傷めたくない賃貸でも検討しやすい止め具です。販売店ページには5φ-25P・8φ-30P対応の表記があり、穴径5mm・ピッチ25mm系のボード向けの製品として販売されています。

光 石膏ボード用止め具セット PBST-2

なお、PGBD609-1の公式カタログにも同じ「止め具は6〜8個の使用を推奨しています」という記載があります。どの止め具が適合するかの明記は見当たらないため、購入前に光へ確認してください。4個入りの1セットで足りない場合は、止め具の個数を数えてから注文します。

光 石膏ボード用止め具セット PBST-2

和気産業 穴あきボード専用 固定パーツ 石こうボード用 ANB-008

項目内容
用途穴あきボードを石こうボード壁に固定する金具
耐荷重目安10kg(取り付け場所により変わる)
材質本体スチール(クロムメッキ)ほか

穴あきボードを石こうボード壁に固定する金具で、4個入りです。販売ページに「耐荷重目安(kg):10」「耐荷重はあくまで目安です。取り付け場所により変わりますのでご注意ください」とあります。掲載画像は、ボードの上側と下側に金具を取り付けて壁に差し込む手順の図です。

和気産業 固定パーツ ANB-008

和気産業のANB-005と組み合わせる想定の同社パーツですが、適合の明記は見当たらないため、板厚5.5mmに合うかを購入前に販売ページで確かめてください。

和気産業 固定パーツ ANB-008

和気産業 ボードフックダブル 90mm ANB-015

項目内容
サイズ90mm(2本入)
材質ステンレス
対応パッケージに「穴ピッチ25mm用」の表記

穴あきボード用のフックで、90mmのステンレス製、2本入りです。掲載画像のパッケージには「穴あきボード専用」「穴ピッチ25mm用」とあり、25mmピッチのボード向けの製品です。U字型のダブルフックなので、ハンマーやスパナなど重さのある工具より、軽めの工具やコード類を掛ける用途に向きます。

和気産業 ボードフックダブル ANB-015

フック1本あたりの耐荷重の数値は販売ページに見当たらないため、重い工具を1か所に集中させないよう、複数のフックに分散してください。

和気産業 ボードフックダブル ANB-015

シャドーボードの作り方(有孔ボードと組み合わせる手順)

シャドーボードは、工具の形(輪郭)をボードに描いたり貼ったりして、どの工具をどこに戻すかを一目で分かるようにする定位置管理の方法です。工具が欠けると、輪郭だけが空いた場所として残るため、戻し忘れに気づきやすくなります。5Sの「整頓」の道具として使われています。

ここでは、有孔ボードを土台にした作り方を、手順に沿って説明します。専用の商品を買うのではなく、ボードとフックとペンがあれば始められます。

手順1〜2:掛ける工具とフックの位置を決める

まず、ボードに掛ける工具を床や作業台に並べ、使う頻度の高いものを目線の高さに、重いものを下段に置く配置を決めます。次に、工具を掛けるフックを穴に差し込み、実際に工具を掛けて位置を確かめます。穴は25mmピッチの格子状に並んでいるため、フックの位置を揃えると輪郭も整います。

手順3:工具を掛けたまま輪郭をなぞる

フックの位置が決まったら、工具を掛けた状態で、工具のまわりをペンでなぞります。見えやすい色のペンを選び、工具を外したときに輪郭がはっきり残る太さで描きます。ボードの表面が塗装、シート貼り、塩ビ加工など製品ごとに異なるため、ペンが乗るか・消せるかは、目立たない端で先に試してください。

手順4:輪郭を貼り物や塗りで残す

ペンの線だけだと、こすれて薄くなることがあります。長く使うなら、輪郭の形に切った粘着シート(カッティングシート)を貼る方法もあります。海外には、有孔ボードに貼る自己粘着式の工具形状シートや、色違いの発泡フォームを重ねたキットも販売されていますが、国内メーカーの専用品は確認できなかったため、この記事では商品カードを作っていません。

手順5:フックを固定して運用を始める

輪郭が出来上がったら、フックが動かないように固定します。固定方法はフックの種類によって異なるため、フックに付いた説明書に従ってください。以後、使った工具は輪郭の場所に戻すだけです。輪郭が空いている場所があれば、その工具が使用中か紛失かをすぐに確認できます。

メナ

工具の輪郭を描いたあとにボードの位置を動かすと、輪郭とフックがずれてしまいます。ボードを壁に固定してから描くのがコツです。

有孔ボードとシャドーボードを組み合わせるときの注意

スチール製のボードは磁石に付くため、マグネット式の小物入れを併用できます。ただし、磁石で付ける小物の輪郭は、ボードを動かさない前提で描いてください。光 PGMBD69-2の販売ページに「耐水性はございません」とあるように、木質系のボードは湿気の多い場所を避けるのが無難です。ペンが染み込みやすい場合もあるため、先に端で試すと失敗を避けられます。

フックは、同じメーカーのものを選ぶと穴との相性を確認しやすくなります。他社のフックを使うときは、メーカーが適合を記載していないため、フックの穴径・ピッチ表記とボードの数字を照らし合わせてください。重い工具は、フック1本ではなく複数のフックに分散させ、ボード全体の耐荷重を超えないようにします。

壁の種類別の取り付け方

石膏ボード壁(賃貸を含む)

石膏ボード壁には、石膏ボード用の止め具や石膏釘を使う製品が向きます。光の止め具PBST-2は「ボードを取り外す際、抜き穴が目立ちません」、ステラNEXTは細い石膏釘で「1mm程度の穴しか残りません」と書かれています。賃貸で壁に穴を開けてよいかは、契約や管理規約を先に確認してください。

光の公式カタログでは、止め具の個数で耐荷重が変わります。石膏ボード取付具6個でPGFBD906-1は15kg、止め具4個を使った場合のPGBD609-1は、耐荷重欄(N/kgf)の値が20です。工具を掛けすぎないよう、先に重さを足してから決めましょう。

コンクリート壁・木の壁

コンクリートや木の壁に付けるなら、板がそれに対応した製品を選びます。光 PGBD609-1は、公式カタログで「石膏ボード・コンクリート・木に取り付けできます」とされ、別売の取付パーツを使います。壁面用止め具6個で30kgとされるPGFBD906-1も、壁に合う止め具を別に用意する製品です。

壁の中の下地(柱や間柱)の位置は壁ごとに異なります。重いものを掛ける場合は、取り付ける壁の下地を調べて位置を確かめ、必要に応じて施工業者に相談してください。

よくある質問

Q. 有孔ボードは壁に直接付けられますか?

製品によっては、取付金具が付属しません。サンカ 60001は「取付用金具は付きません」、光 PGFBD906-1も固定金具は付属しません。壁に合う止め具を別に用意してください。

Q. 穴の大きさが違うフックは使えますか?

メーカーが他社フックの適合を記載していないことがほとんどで、使えるかどうかは断定できません。ステラNEXTは穴径6mm、他は5mmと異なるため、購入前にフックの穴径・ピッチ表記を確認してください。

Q. 耐荷重が書かれていない製品は?

光 PGMBD69-2と和気産業 ANB-005は耐荷重の数値が見当たりません。重い工具は掛けず、軽いものから様子を見てください。固定方法で耐荷重が変わる旨の注意書きもあります。

Q. シャドーボードに専用の商品は必要ですか?

ペンと、有孔ボード、フックがあれば始められます。長く使いたい場合は、粘着シートを輪郭の形に切って貼る方法もあります。

まとめ

有孔ボードは、板材、穴径とピッチ、耐荷重の条件、壁への取付方法の4軸で選ぶと失敗が減ります。小さく試すならサンカ 60001、大きな壁面ならPGFBD906-1、石膏ボード壁で穴を目立たせたくないならステラNEXT、コンクリートや木の壁ならPGBD609-1、見た目重視ならPGMBD69-2、価格を抑えるならANB-005が目安です。

そのうえで、フックの位置が決まったらシャドーボードで輪郭を示せば、工具の戻し忘れに気づきやすくなります。壁の種類と工具の総重量を先にメモしてから選ぶと、買ったあとの「付かない」「重すぎる」を避けられます。

  • URLをコピーしました!
目次