新型レタツインLM-550Wと旧型の比較、購入する際の注意点

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メナ

どうも、 機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。

今回の記事では配線作業になくてはならないレタツインの紹介をしていきます。

新旧機種での違いも掲載するので購入する際の参考にしてみてくださいね。

目次

レタツインとは?

レタツインとはMAX株式会社が開発した印字ツールです。

主に端子台に取付ける記名板の印字や、絶縁マーューブの印字、機器ラベルの印字など、電気配線する現場作業ではなくてはならないツールです。

配線に名称を振り分けることで、行き先や結線時のミスを減らしてくれます。

メンテナンスや改造する場合もどの配線がどの役割を持っているのかをわかるようになるため名称を振ることは配線作業時に非常に重要な作業であり、そして多くの時間を割く作業でもあります。

レタツインの性能が向上することで作業時間も少なくなり、作業の効率が良くなります。

新型のレタツインと旧型のレタツインの比較

レタツインLM-550W

外観はこんな感じです。

キーボードと同じ配置のインターフェースです。

旧型との外観の比較写真

左が旧型のLM-390T/W、右が新型

大きさは若干、新型の方が大きくなっています。

ケースを含めると大きさはほぼ同じです。

インターフェイスは新型の方が赤が入って鮮やかになっています。視認性が少し上がっていますね。

中をガバッと開くとカセットを入れる場所とマークチューブを差し込む場所が見えます。

旧型でも、構成に大きな差はありません。

外観では大きな違いが見られませんでした。むしろ新型の方が若干大きくなってすらいます。

視認性や操作性は大きくなったぶん良くなっています。

レタツインLM-550Wの機能面での進化

外観でこそ大きな差はありませんでしたが、機能面ではどう変わったのか解説していきます。

起動画面

レタツインLM-550Wではマークチューブの印字スピードが向上しています。旧型に比べると1分当たり50個から52個に増えています。

また、連番で自動で印字する機能が進化していました。

旧型では連番は1から順当に数字をカウントしながら印字していましたが、新型では偶数か奇数かを選ぶことができるようになっています。

また、単三電池4本でコンセントがなくても印字ができるようになりました。

現場工事などで使う際にコンセントの確保が難しい時もあるのでこれは地味に嬉しい機能です。

適応マークチューブのサイズも2.5-6.5mmから1.5-8.5mmに増えているので幅広い線径に対応できますね。

スペック表

商品名LM-550W
印字方式熱転写方式 (300dpi)
印字速度40mm/秒(チューブ作成個数:52個/分 内径φ3.2mmチューブ 20mmピッチ、7文字印字の場合)
文字サイズ(高さ)1.3/2/3/4/6mm、英数字(一部の記号)のみ2.4mmも選択可
使用可能チューブ1グリップチューブ:LM-TU29G・LM-TU37G純正ドラム式チューブ:内径φ2.5㎜〜φ8.0㎜/純正チューブ:内径φ3.2㎜〜φ5.2㎜市販チューブ:内径φ1.5㎜〜φ8.0㎜/市販熱収縮チューブ:内径φ2.0㎜〜φ6.4㎜
使用可能テープ専用テープカセット 5/9/12mm幅
記名板印字 純正記名板:8.5/9.5/10.0/10.7㎜幅(0.5㎜厚)市販記名板:8.0/8.5/9.5/10.0/10.7/12.0㎜幅(0.5㎜厚)
デバイスラベル印字 純正デバイスラベル:6×17㎜/6×20㎜/6×23㎜ ※2
レタツインPCエディタ○(ダウンロードにて使用可能)
チューブウォーマー○(内蔵)
電源専用ACアダプタ または eneloopスタンダード(単3形×4本)※3
本体メモリ250,000文字(最大50ファイル 最大5,000文字/ファイル)
外寸W295×D293×H94 (mm)
質量約2.4kg(ACアダプタ、消耗品、付属品除く)
動作環境条件温度:5~35℃(5~15℃はチューブウォーマー使用時)湿度:20~80%(結露なきこと)

旧型とのスペック表比較は

公式のページから見ることができます。

https://wis.max-ltd.co.jp/op/letatwin/pdf/letatwin-comparison.pdf

消耗品

レタツインのインクリボンやカセットテープは消耗品なので都度、適合しているものを選ぶ必要があります。旧型と大きさの違いもあるので注意が必要です。

インクリボン

左が旧型、右が新型のインクリボン

意外ですが新型の方が大きくなっています。

テープカセット

左が旧型、右が新型のカセットテープ

こちらも新型の方が大きくなってます。

替刃

カッターの替刃は新旧共通で使えるようです。

型式の変化はありません。


ULチューブ

ULチューブも互換品なので問題ありません。

まとめ

新型は痒い所に手が届く用になっています。

連番で印刷する時に奇数、偶数の連番も選べるようになっています。

また、印字の時に印字のズレが新型は起きにくいです。やはり印字スピードを、上げるために安定性も向上させたようです。

いろいろと改良点はありますが、旧型でもできないことはないので旧型でも仕事上で困ることはなさそうです。

できる限り安く済ませたい方は方は旧型でもいいかもしれません。

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