バッテリーの”突然死”を防ぐ!車用バッテリーテスター3選|整備士目線で選ぶ

メルテック(大自工業) バッテリー診断機 ML-102(LEDデジタル表示)
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メナ

どうも、機械と電気の両方をこなすハイブリッドエンジニア、メナ(@menachite)です。今回は車用バッテリーテスター/診断機の比較です。バッテリーが上がる前に劣化を見抜きたい方向けにまとめました。

結論は、普通乗用車の状態を手軽にチェックしたいならメルテックML-102、12V/24V両対応で本格的に診断したいならKAIWEETS、ISS車・ハイブリッドの補機バッテリーまで見たいなら大作商事DS4が向いている、ということです。理由は後述します。

今回は対応電圧・測定項目・価格の異なる3製品(メルテックML-102・KAIWEETSバッテリーテスター・大作商事DS4)を比較しました。普段乗っている車種と、どこまで詳しく診断したいかで、どれが合うかが見えてきます。

バッテリー上がりは前触れなく起きるように感じますが、実際には内部抵抗の上昇やCCA値の低下という形で予兆が出ています。定期的にテスターでチェックしておけば、いきなり出先で立ち往生するリスクを減らせます。

目次

結論:目的別おすすめ早見表

先に結論です。「普通乗用車の状態を手軽にチェックしたい」ならメルテックML-102、「12V/24V両対応で本格的に診断したい」ならKAIWEETSを選べば間違いありません。ISS車・ハイブリッドの補機バッテリーまで見たいなら大作商事DS4が候補です。

製品対応電圧測定項目価格(税込目安)こんな人におすすめ
メルテック ML-102DC12VCCA/CA/MCA・劣化・発電状態¥5,980普通乗用車を手軽にチェックしたい人
KAIWEETS バッテリーテスター12V/24VCCA・抵抗値・負荷・電圧(4モード)¥6,980複数台・本格的に診断したい人
大作商事 DS412V(ISS/HV補機対応)CCA・SOH・SOC・内部抵抗¥9,800ISS車・ハイブリッドまで見たい人

車用バッテリーテスター/診断機おすすめ3選

メルテック(大自工業) バッテリー診断機 ML-102(LEDデジタル表示)

メナ

LEDデジタル表示で診断結果がパッと見て分かるので、車に詳しくない家族でも「そろそろバッテリー交換時期」と判断しやすいのが助かります。

メルテックML-102は、国内カー用品大手・大自工業が手掛けるDC12V専用のバッテリー診断機です。CCA値・CA値・MCA値に加え、バッテリーの劣化度・発電状態・始動能力までLEDデジタル表示で診断できます。国内メーカーらしい分かりやすい表示が特徴です。

メルテック(大自工業) バッテリー診断機 ML-102(LEDデジタル表示)

ハッキリ言うと対応電圧はDC12Vのみで、24Vのトラック・バスなどには対応していません。乗用車・軽自動車での使用に絞って考えたほうが安心です。

メルテック(大自工業) バッテリー診断機 ML-102(LEDデジタル表示)

それでも普通乗用車のバッテリー状態を手軽にチェックしたい人には、国内メーカーの分かりやすさと手頃な価格のバランスが魅力です。

メルテック(大自工業) バッテリー診断機 ML-102(LEDデジタル表示)

KAIWEETS バッテリーテスター 12V/24Vバッテリーチェッカー

メナ

12V/24Vどちらも1台でカバーできるので、普通車と軽トラや小型トラックを両方持っている家だと1台で済むのが正直かなり便利です。

KAIWEETSバッテリーテスターは、12V/24V両対応で4つのテストモード(バッテリーテスト・起動テスト・充電テスト・負荷テスト)を搭載したバッテリー診断機です。CCA値・抵抗値・負荷・電圧を総合的に測定でき、日本語取扱書が付属するため初めての方でも扱いやすい設計です。

KAIWEETS バッテリーテスター 12V/24Vバッテリーチェッカー

一方で海外ブランドのため、国内メーカー品と比べるとアフターサポートの窓口対応には差がある場合があります。長期保証を重視する場合は購入前に保証内容を確認しておくと安心です。

KAIWEETS バッテリーテスター 12V/24Vバッテリーチェッカー

それでも12V/24V両対応・4モード搭載という機能の幅広さは、複数台の車両を扱う人や本格的に状態を把握したい人にとって扱いやすい選択肢です。

KAIWEETS バッテリーテスター 12V/24Vバッテリーチェッカー

大作商事 バッテリー&システムアナライザー DS4

メナ

ISS車(アイドリングストップ車)やハイブリッドの補機バッテリーにも対応しているので、最近の車種でも安心して使えるのが良いポイントです。

大作商事のDS4は、通常の鉛蓄電池だけでなくISS(アイドリングストップ)車・ハイブリッド車の補機バッテリーにも対応する日本語表示のバッテリーアナライザーです。CCA・SOH(健全度)・SOC(充電状態)・内部抵抗まで測定でき、充電/始動システム全体の診断ができます。

大作商事 バッテリー&システムアナライザー DS4

ハッキリ言うと3製品の中では価格がやや高めです。ただしメーカー直送品として販売されており、対応車種の幅広さと測定項目の豊富さを考えると納得感のある価格設定です。

大作商事 バッテリー&システムアナライザー DS4

それでも最近増えているISS車・ハイブリッド車の補機バッテリーまで正確に診断したい人には、この対応範囲の広さが大きな決め手になります。

大作商事 バッテリー&システムアナライザー DS4

バッテリーテスター/診断機の基礎知識・選び方

バッテリーテスターは、バッテリーを取り外すことなく端子にクリップを挟むだけでCCA値・内部抵抗・充電状態などを測定し、劣化度を数値で確認できる機器です。目視だけでは分からないバッテリーの寿命を客観的な数値で把握できるのが最大の特徴です。

CCA値・内部抵抗で選ぶ

CCA(コールドクランキングアンペア)値は、低温時にエンジンを始動できる能力を示す指標です。新品時のCCA値に対して測定値がどれだけ低下しているかで劣化度が分かります。内部抵抗も併せて測定できるモデルなら、より正確な寿命判定ができます。

対応電圧・対応バッテリー種別で選ぶ

一般的な乗用車は12Vですが、トラック・バスは24V系統を使うことがあります。またISS(アイドリングストップ)車やハイブリッド車の補機バッテリーは通常の鉛蓄電池と特性が異なるため、対応バッテリー種別を確認してから選んでください。

使い方のコツ

測定前はエンジンを完全に停止させ、しばらく時間を置いてバッテリーが安定した状態で測定してください。僕自身、エンジン停止直後に測定して数値が安定せず何度か測り直した経験があるので、数分置いてから測定することをおすすめします。

クリップは端子にしっかり挟み、接触不良がない状態で測定してください。接触が甘いと正確な数値が出ず、誤ってバッテリーの状態を誤判定してしまう可能性があります。

選び方・注意点

測定結果はあくまで参考値であり、寿命を保証するものではありません。数値が悪化傾向にある場合は、早めにカー用品店やディーラーでの点検も併用することをおすすめします。

ISS車・ハイブリッド車の補機バッテリーは通常の鉛蓄電池と特性が異なるため、対応を謳っていないテスターで測定すると正確な診断ができない場合があります。車種に合った対応バッテリー種別を事前に確認してください。

バッテリーテスター専用アクセサリー|あると便利な周辺用品

本体だけでなく、保管・点検を効率化するアクセサリーを揃えることで定期点検の習慣化がしやすくなります。

専用収納ケース

テスター本体をそのまま工具箱に入れておくと、クリップ部分が他の工具と接触して破損することがあります。専用の収納ケースに入れておくと、いつでも取り出しやすい状態を保てます。


端子クリーナー・グリス

バッテリー端子が汚れていると、測定値が不正確になる原因になります。測定前に端子クリーナーで汚れ・腐食を除去し、測定後は端子保護グリスを塗布しておくと、バッテリー本体の劣化予防にもつながります。

よくある質問

Q. バッテリーテスターとバッテリー充電器はどう違いますか?

A. バッテリーテスターはバッテリーの状態(劣化度・充電状態)を測定する機器です。バッテリー充電器はバッテリーに電気を供給して充電する機器で、役割がまったく異なります。診断機能付きの充電器もありますが、純粋な診断精度を求めるなら専用のテスターがおすすめです。

Q. どのくらいの頻度で測定すればいいですか?

A. 車検や半年点検のタイミングで測定する習慣をつけておくと、劣化の進行を早めに把握できます。バッテリーの寿命は2〜3年程度と言われているため、購入から2年を過ぎたら測定頻度を上げることをおすすめします。

Q. 初心者が最初に買うならどれがいいですか?

A. 普通乗用車1台の状態を手軽にチェックしたいなら、価格が手頃なメルテックML-102が入りやすいです。複数台の車両やISS車・ハイブリッド車も扱う予定があるなら、最初からKAIWEETSや大作商事DS4のような対応範囲の広いモデルを選んだ方が結果的に買い替えの手間が省けます。

メナ

バッテリーテスターで定期的に状態をチェックしておくと、出先でのバッテリー上がりのリスクを大きく減らせます。ご自身の車種に合わせて選んでみてください。

まとめ

車用バッテリーテスター/診断機3製品を、対応電圧・測定項目・価格の3軸で比較しました。普通乗用車を手軽にチェックしたいならメルテックML-102、本格的に診断したいならKAIWEETS、ISS車・ハイブリッドまで見たいなら大作商事DS4が候補です。

いずれもご自身の車種・対応バッテリー種別を確認してから選べば失敗しにくい機器です。バッテリー上がりの予兆を早めに見抜くためにも、定期点検の習慣づくりに役立ててみてください。

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