ミルウォーキーのPACKOUTシリーズが2026年にさらに進化した。Compact Crate・Low-Profile Crate・XL Crate・XL Tool Box・Crate Divider Setの5製品が新たに加わり、75モジュール超のエコシステムがさらに拡張された。この記事では2026年の新製品5件を徹底解説する。
PACKOUTの既存システム(part1の記事で解説している工具箱・ローリングケース等)を使っているユーザーにとって、新製品はすべて既存モジュールと完全互換のスタッキング機能を持つ。今すぐ既存システムに追加できる点が最大の魅力だ。
Milwaukee「PACKOUT」とは|75モジュール超のモジュラー工具収納システム
PACKOUTはMilwaukee Tool(ミルウォーキーツール)が展開するモジュラー工具収納システムだ。Tool Box・Organizer・Rolling Case・Crate等の各モジュールを積み重ねてラッチで固定でき、車載・現場搬送・作業台での整理と多用途に対応する。
IP65相当の防塵・防水性能を持ち、建設・電気工事・配管工事など過酷な現場での使用に耐える頑丈さが特長。2024年時点で75モジュール以上のラインナップを誇るが、2026年にさらに5製品が追加された。既存PACKOUTユーザーはそのまま組み合わせて運用できる。
Milwaukee PACKOUT全体のラインナップ(Tool Box・Medium Tool Box・Organizer等)については、「Milwaukee PACKOUT 工具箱シリーズ 完全解説」も参照してほしい。
Milwaukee PACKOUT 2026新製品5選|Compact Crate〜XL Tool Box 徹底解説
Milwaukee PACKOUT Compact Crate 48-22-8437
※Compact Crate(48-22-8437)は北米限定展開で、2026年8月時点では国内正規販売がありません。参考情報として仕様をご紹介します。
メナ2026年新登場のコンパクトサイズ。狭い場所への積み込みに最適な小型クレートだ。
| 型番 | 48-22-8437 |
| タイプ | オープンクレート(蓋なし) |
| サイズ | コンパクト |
| 積み重ね | PACKOUT全モジュール対応 |
| IP規格 | IP65相当(底部スタッキング) |
PACKOUT Compact Crateは2026年に追加されたコンパクトサイズのオープンクレートだ。蓋なし構造で素早く工具を取り出せるため、頻繁に使う小物工具やネジ・ビット類の即アクセス収納に向いている。
PACKOUT既存モジュールとの完全互換スタッキング機能を備え、Tool Box・Organizer・Rolling Caseの上に積み重ねて固定できる。コンパクトサイズのため軽量で、既存システムのトップに置いても重心が安定する。
2026年発売の最新モデルとして、PACKOUT 75モジュール以上のエコシステムに加わった新顔。小さくても積み重ねの柔軟性はフルサイズと同等で、あらゆる現場構成に組み込める。






Milwaukee PACKOUT Low-Profile Crate 48-22-8438
※Low-Profile Crate(48-22-8438)は北米限定展開で、2026年8月時点では国内正規販売がありません。参考情報として仕様をご紹介します。



50lb(約23kg)の積載に対応した低型クレート。工具を上から見渡しやすい浅型設計。
| 型番 | 48-22-8438 |
| タイプ | ローレポートオープンクレート |
| 積載荷重 | 50lb(約22.7kg) |
| 特徴 | 蓋なし・浅型・全体を一覧しやすい設計 |
| 積み重ね | PACKOUT全モジュール対応 |
PACKOUT Low-Profile Crateは2026年新登場の低型オープンクレートで、50lb(約23kg)の積載荷重を持つ。浅型設計のため上から中身を一目で確認でき、頻繁に工具を出し入れする現場での時短に直結する。
側面が低く開放的な構造なので、長物工具やドリルビット束・バール類など縦長のアイテムをサッと掴める。現場でのスピードが求められる電気工事・内装工事に向いた形状だ。
フルサイズクレートと比べて積み重ね時の高さが抑えられるため、車載スペースの高さに制限がある場合にも重宝する。既存のPACKOUTシステムに「低い段」を追加する役割を担う。






Milwaukee PACKOUT XL Crate 48-22-8439
※XL Crate(48-22-8439)は北米限定展開で、2026年8月時点では国内正規販売がありません。参考情報として仕様をご紹介します。



75lb(約34kg)積載対応のXLオープンクレート。大量の工具を一気に運べる大容量型。
| 型番 | 48-22-8439 |
| タイプ | XLオープンクレート |
| 積載荷重 | 75lb(約34kg) |
| 特徴 | 大容量・蓋なし設計 |
| 積み重ね | PACKOUT全モジュール対応 |
PACKOUT XL Crateは75lb(約34kg)の積載荷重を誇る大容量オープンクレートで、2026年ラインナップに加わった。Compact Crate・Low-Profile Crateの上位モデルにあたり、大量の工具や重量物を一度に積み込みたい現場向けだ。
電気工事・配管工事など大型工具セットを現場に持ち込む職人には、XLサイズの収容力が際立つ。蓋なし設計でどこに何があるか一覧でき、現場でのストレスが減る。
PACKOUT Rolling Caseやその他モジュールの上に重ねてもラッチで固定されるため、移動中の荷崩れを防ぐ。XLサイズでも積み重ね互換性は全シリーズ共通だ。






Milwaukee PACKOUT XL Tool Box 48-22-8423



100lb(約45kg)対応のXLツールボックス。蓋付きで防塵・防水性能を維持しながら大容量を実現。
| 型番 | 48-22-8423 |
| タイプ | XLツールボックス(蓋付き) |
| 積載荷重 | 100lb(約45.4kg) |
| 防水・防塵 | IP65相当 |
| 積み重ね | PACKOUT全モジュール対応 |
PACKOUT XL Tool Boxは100lb(約45kg)の積載荷重を持つ大型の蓋付きツールボックスだ。XLシリーズの中でも最大容量を誇り、大型電動工具・インパクト・ハンマードリルなどを複数台収納しても余裕がある。


蓋付き設計でIP65相当の防塵・防水性能を維持するため、雨天や粉塵が舞う屋外現場でも工具を保護できる。Open CrateシリーズとToolBoxシリーズを組み合わせることで、用途に合わせた理想の工具システムが完成する。
既存のPACKOUT Tool Boxより一回り大きいXLサイズは、大規模な電気工事・空調工事・配管工事のように工具数が多い現場でその真価を発揮する。100lb積載でも底面スタッキングラッチで他モジュールと固定できる。


Milwaukee PACKOUT Crate Divider Set 48-22-8038/8039
※Crate Divider Set(48-22-8038/8039)は北米限定展開で、2026年8月時点では国内正規販売がありません。参考情報として仕様をご紹介します。



クレート内を自在に仕切れるディバイダーセット。2026年新作オプションで整理整頓が一段上がる。
| 型番 | 48-22-8038 / 48-22-8039 |
| タイプ | クレート用仕切りセット |
| 対応モデル | PACKOUT Crate各種 |
| 特徴 | 自由配置・サイズ違い2バリエーション |
Crate Divider SetはPACKOUT Crateシリーズ向けに2026年新登場した仕切りオプションで、48-22-8038と48-22-8039の2サイズバリエーションがある。クレート内部を縦横に仕切ることで、工具が散らばらずに整理された状態を維持できる。
オープンクレートは取り出しやすい反面、積み込んだ工具が移動中に混在しやすい。ディバイダーセットを入れることで、ビットエリア・小物エリア・工具本体エリアを明確に分割し、必要なものを一瞬で取り出せる整理術が実現する。
48-22-8038と48-22-8039はサイズが異なるため、使用するクレートサイズとカスタマイズしたいエリア数に合わせて選ぶとよい。Compact Crate・Low-Profile Crate・XL Crateいずれにも対応する汎用性が強みだ。






PACKOUT 2026新製品の選び方|用途別おすすめ
新製品5件の中からご自身の用途に合ったモデルを選ぶポイントをまとめた。
【Compact Crate 48-22-8437】コンパクト重視で、ネジ・ビット類など小物の即アクセス収納が目的なら最適。既存システムのトップに置いても重心が崩れない軽量設計だ。
【Low-Profile Crate 48-22-8438】浅型で中身を一覧したい、かつ頻繁に工具を出し入れする職人向け。50lb積載でも使えるため、長物工具の仮置き台としても機能する。
【XL Crate 48-22-8439】大量の工具を一度に運ぶ必要がある大型現場向け。75lb積載で大型電動工具も余裕で入る。
【XL Tool Box 48-22-8423】雨・粉塵・衝撃から工具を守りたい場合はこれ。100lb積載+IP65防水でどんな現場にも対応。
【Crate Divider Set 48-22-8038/8039】すでにPACKOUT Crateを使っているなら必携のオプション。仕切りを入れるだけでクレート内が劇的に整理される。Compact・Low-Profile・XL各クレートに対応。
既存PACKOUTモジュールとの互換性|2026新製品もスタッキング完全対応
2026年の新製品は全品、既存のPACKOUTモジュールとの積み重ね互換を維持している。底面のスタッキングラッチがPACKOUT全シリーズで共通規格のため、新旧混在でもしっかり固定される。
既存のPACKOUT Rolling Caseを台車として使い、その上に新しいXL Crateを積む構成や、Compact Crateを既存Tool Boxの上に置いて「小物ステーション」として運用する組み合わせがおすすめだ。
既存PACKOUTのラインナップ(Tool Box・Medium Tool Box・Organizer・Drawer Unit等)の詳細は、「Milwaukee PACKOUT 工具箱シリーズ 完全解説」を参照してほしい。
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年の新製品は日本でいつ発売されるの?
A. Milwaukee Tool Japanの公式サイト(milwaukeetool.co.jp)で最新情報を確認するのがベスト。北米市場への展開後、数ヶ月遅れで日本市場に投入される場合が多い。楽天・Amazon・Yahoo等での在庫状況も随時チェックしてほしい。
Q. Crate Divider Setの48-22-8038と48-22-8039の違いは?
A. 48-22-8038と48-22-8039はディバイダーのサイズが異なる2バリエーションだ。使用するクレートのサイズと、区切りたいエリア数に応じて選ぶとよい。Milwaukee Toolの公式ページで対応するクレートモデルと組み合わせを確認することをおすすめする。
Q. XL Tool BoxとXL Crateの使い分けは?
A. 防水・防塵性能が必要でフタ付きが欲しい場合はXL Tool Box(48-22-8423)を、工具を素早く取り出したいオープン構造を優先する場合はXL Crate(48-22-8439)を選ぶとよい。どちらもXLサイズで容量は大きいが、用途が異なる。