【レビュー】空調工事の必需品!マキタ・HiKOKI 充電式真空ポンプ10選を工事士目線で徹底比較。

マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ
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どうも、メナです。

空調・配管工事の現場で「真空ポンプの充電式化」が急速に進んでいます。マキタが2026年に投入した新型充電式真空ポンプ(VP001GZ/VP281DZ)を筆頭に、HiKOKIの18Vコードレス機、さらにプロ向けAC電源機まで選択肢が広がる一方で「どれを選べばいいか」迷う業者も増えています。

この記事では、マキタ・HiKOKI・TASCO(イチネン)・アサダの主要10機種を工事士目線でスペック比較し、電圧・用途・バッテリーシステム別の選び方を解説します。充電式への乗り換えを検討している方も、AC電源機のアップグレードを考えている方も、ぜひ参考にしてください。

メナ

充電式真空ポンプを選ぶ最大のポイントは「手持ちのバッテリーシステム」です。マキタ18Vを既に持っているならVP281DZ、HiKOKIユーザーならUP18DYAが追加投資最小で導入できます。バッテリー未所持の場合はシステムコスト全体で比較しましょう。


目次

充電式真空ポンプの選び方|3つのポイント

1. 到達真空度と排気速度でスペックを確認する

真空ポンプの性能は「到達真空度(Pa)」と「排気速度(L/分・CFM)」で決まります。到達真空度は数字が小さいほど高性能(3Pa>5Pa>20Pa)。業務用大型エアコン(4馬力以上)には3Paクラスが理想です。排気速度は数字が大きいほど早く真空状態になります(高速工事に有利)。住宅用エアコンなら50L/分でも十分ですが、大型業務用は100L/分以上が快適です。

2. バッテリー互換性でコストを最小化する

充電式真空ポンプを新規導入する際、最もコストに影響するのが「バッテリーシステム」です。マキタ18Vを持っていれば→VP281DZ・VP180DZ・アサダVP150が選択肢。HiKOKI(マルチボルト)を持っていれば→UP18DYAが自然な選択。バッテリーを持っていない場合は「本体+バッテリー+充電器」のセット価格で比較しましょう。マキタ40Vmaxへの新規投資はVP001GZの高性能を享受できますが、初期費用が高くなります。

3. 施工規模と作業環境で選ぶ

住宅工事が中心ならVP180DZ・TA150SV・アサダVP150で十分。業務用大型エアコン(7〜20馬力)を施工するならVP281DZ・VP001GZ・VP181DZが必要。電源確保が難しい屋外・屋上・機械室では充電式一択。電源が安定して確保できる施設工事ではTA150NV・TA150GLのAC電源機が高パワーで有利です。


マキタ 充電式真空ポンプ ラインナップ|4モデル比較

マキタは2026年現在、充電式真空ポンプとして4つのモデルをラインナップしています。最上位の40Vmax(VP001GZ)から旧型の18V(VP180DZ)まで、電圧・性能・価格帯で選択肢が揃っています。

1. マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ

メナ

VP001GZは40Vmaxバッテリーで最大5時間40分の連続運転が可能。屋上や機械室など電源が取れない現場でも、1日分の真空引き作業を余裕でこなせます。

マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ
メーカーマキタ(Makita)
型番VP001GZ(本体のみ)
バッテリー電圧40Vmax(別売)
到達真空度3 Pa
排気速度57 L/分(2 CFM)
ポンプ形式2段式ロータリー
最大運転時間約5時間40分(BL4080F使用時)
対応空調機7馬力クラス(業務用)
重量4.4 kg(本体のみ)
寸法296×125×180 mm
バッテリー・充電器別売

VP001GZは、マキタが2026年に発売した40Vmax充電式真空ポンプです。到達真空度3Pa・排気速度57L/分(2CFM)という業務用クラスのスペックを、コードレスで実現しました。電源確保が難しいルーフトップ・機械室・マンション住戸内での空調工事に威力を発揮します。

マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ

最大の強みは「運転時間の長さ」です。大容量バッテリーBL4080F(別売)を使用すれば、1充電で約5時間40分の連続運転が可能。業務用7馬力クラスの真空引き作業を、バッテリー交換なしで完結できます。2段式ロータリーポンプを採用しているため、住宅用エアコンから業務用まで幅広く対応します。

マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ

デメリットとしては、Amazon・楽天・Yahooでの正規販売はまだ開始されておらず、購入は工具店や代理店経由が中心です。また本体のみの販売で、バッテリー・充電器・真空ホースはすべて別売です。40Vmaxバッテリーを持っていない場合は、バッテリーセット込みの導入コストを見込む必要があります。

マキタ VP001GZ 充電式真空ポンプ 40Vmax 本体のみ

2. マキタ VP281DZ 充電式真空ポンプ 18V 本体のみ

メナ

18Vマキタ工具をすでに使っている業者なら、追加投資ゼロで導入できるコスパ抜群のモデル。VP001GZとスペックはほぼ同じで、バッテリーの互換性がそのまま活かせます。

マキタ VP281DZ 充電式真空ポンプ 18V 本体のみ
メーカーマキタ(Makita)
型番VP281DZ(本体のみ)
バッテリー電圧18V(別売)
到達真空度3 Pa
排気速度57 L/分(2 CFM)
ポンプ形式2段式ロータリー
最大運転時間約4時間20分(BL1890使用時)
対応空調機7馬力クラス(業務用)
重量4.1 kg(本体のみ)
寸法288×125×180 mm
バッテリー・充電器別売

VP281DZは、マキタの18Vバッテリーシステムに対応した充電式真空ポンプです。到達真空度3Pa・排気速度57L/分(2CFM)という、VP001GZ(40Vmax)と同等の性能を18Vで実現。本体重量4.1kgとVP001GZより0.3kg軽く、持ち運びの多い現場で取り回しやすいモデルです。

マキタ VP281DZ 充電式真空ポンプ 18V 本体のみ

最大のメリットは「既存18Vバッテリーの流用」です。マキタの18V工具をすでに持っている空調工事業者なら、バッテリーをそのまま使い回せます。BL1890(18V 9.0Ah)を使用した場合、最大4時間20分の連続運転が可能で、住宅用エアコン工事なら1日分の真空引きを十分カバーします。

マキタ VP281DZ 充電式真空ポンプ 18V 本体のみ

注意点として、VP281DZも現時点ではオンラインショップでの取扱いが限定的で、工具専門店・代理店からの購入が主な入手経路です。バッテリー・充電器・真空引き用ホース・真空ゲージはすべて別売です。18Vユーザーにとってはコスト面で有利ですが、初めてマキタシステムを揃える場合はトータルコストを計算してから購入を検討してください。

マキタ VP281DZ 充電式真空ポンプ 18V 本体のみ

3. マキタ VP181DZ 充電式真空ポンプ 18V+18V 本体のみ

メナ

VP181DZの排気速度113L/分(4CFM)は、小型充電式の中ではトップクラス。大規模な業務用空調の真空引きを、コードレスで高速にこなしたいプロ施工者向けモデルです。

メーカーマキタ(Makita)
型番VP181DZ(本体のみ)
バッテリー電圧18V+18V(2本直列・別売)
到達真空度3 Pa
排気速度113 L/分(4 CFM)
ポンプ形式2段式ロータリー
対応空調機20馬力クラス(大型業務用)
バッテリー・充電器別売

VP181DZは、マキタの18Vバッテリー2本を直列接続(18V+18V)することで大電力を引き出す充電式真空ポンプです。排気速度113L/分(4CFM)という充電式トップクラスの吸引力で、20馬力クラスの大型業務用空調機の真空引きにも対応します。到達真空度3Paの2段式ロータリーポンプを搭載し、業務用クラスの性能を維持しながらコードレスを実現しています。

マキタ VP181DZ 充電式真空ポンプ 18V+18V 本体のみ

住宅用エアコン工事には明らかにオーバースペックですが、大型施設・ビル空調を手がける業者には大きなメリットがあります。AC電源式の大型真空ポンプは持ち運びが重く、電源確保も必要でしたが、VP181DZならバッテリー2本で同等の仕事ができます。Amazon・楽天・Yahoo各モールで流通しており、入手性も良好です。

マキタ VP181DZ 充電式真空ポンプ 18V+18V 本体のみ

デメリットは「バッテリー2本」が必要な点です。18Vバッテリーを2本用意する必要があり、初期費用がかさみます。また、排気速度が大きい分、バッテリー消耗も早め。長時間の大規模工事には予備バッテリーの確保が必要です。本体・バッテリー・充電器合わせたシステムコストを事前に試算してから導入を決めることをおすすめします。

マキタ VP181DZ 充電式真空ポンプ 18V+18V 本体のみ

4. マキタ VP180DZ 充電式真空ポンプ 18V(旧型)本体のみ

メナ

VP180DZは到達真空度20Pa(新型の3Paより低い)の1段式ロータリーポンプ搭載モデル。家庭用エアコンの住宅工事が中心で、業務用大型機への対応は限定的な旧世代機です。

メーカーマキタ(Makita)
型番VP180DZ(本体のみ)
バッテリー電圧DC18V(別売)
到達真空度20 Pa
排気速度50 L/分(1.8 CFM)
ポンプ形式1段式ロータリー
最大運転時間約50分(BL1860B使用時)
対応空調機家庭用エアコン中心
重量3.5 kg(バッテリー含む)
バッテリー・充電器別売

VP180DZは、マキタの18V充電式真空ポンプのロングセラーモデルです。到達真空度20Pa・排気速度50L/分(1.8CFM)の1段式ロータリーポンプを搭載し、家庭用エアコン(4馬力以下)の真空引きに対応します。Amazonでの流通も安定しており、入手性が高い点が強みです。

マキタ VP180DZ 充電式真空ポンプ 18V(旧型)本体のみ

新型のVP281DZ・VP001GZと比べると、到達真空度・排気速度・運転時間すべてで旧世代の性能です。ただし価格面での優位性があり、家庭用エアコン工事のみを手がける業者にとっては「必要十分」なスペックとも言えます。BL1860Bバッテリー(別売)での連続運転時間は約50分と短めで、複数台工事には予備バッテリーが必須です。

マキタ VP180DZ 充電式真空ポンプ 18V(旧型)本体のみ

VP180DZを選ぶメリットは「価格の安さ」です。新型のVP281DZや外資系充電式真空ポンプと比べて、本体価格・市場への流通量ともに優位。マキタ18Vシステムを持っている業者が「とりあえず充電式真空ポンプを試したい」場面での入門機として検討できます。ただし、業務用大型エアコンを施工する機会が増えてきたら、VP281DZへのアップグレードをおすすめします。

マキタ VP180DZ 充電式真空ポンプ 18V(旧型)本体のみ

HiKOKI コードレス真空ポンプ|マルチボルト対応モデル

HiKOKIからは現在、マルチボルトバッテリー対応のコードレス真空ポンプ「UP18DYA」が主力機として流通しています。HiKOKIシステムを使っている業者は、既存バッテリーをそのまま活かせます。

5. HiKOKI UP18DYA コードレス真空ポンプ 18V(マルチボルト対応)本体のみ

メナ

HiKOKI UP18DYAは到達真空度5Pa(マキタ新型の3Paよりやや劣る)ですが、マルチボルトバッテリー対応で18V〜36Vの電圧に自動対応。HiKOKIユーザーが既存バッテリーを活かして充電式真空ポンプに移行するための自然なチョイスです。

メーカーHiKOKI(工機ホールディングス)
型番UP18DYA(本体のみ)
バッテリー電圧DC18V(マルチボルト対応)
到達真空度5 Pa
排気速度50 L/分(1.8 CFM)
ポンプ形式2段式ロータリー
最大運転時間約80分(BSL36A18X使用時)
対応空調機家庭用〜小型業務用
重量3.9 kg(BSL36A18X装着時)
寸法281×98×175 mm
バッテリー・充電器別売

HiKOKI UP18DYAは、工機ホールディングスが発売するコードレス真空ポンプです。独自のマルチボルトバッテリー(BSL36A18X等)に対応しており、18V〜36Vまでの電圧を1本のバッテリーで自動切替して使用できます。到達真空度5Pa・排気速度50L/分(1.8CFM)の2段式ロータリーポンプを搭載し、家庭用エアコンから小型業務用まで対応します。

HiKOKI UP18DYA コードレス真空ポンプ 18V(マルチボルト対応)本体のみ

HiKOKIの充電式工具システムをすでに使っている業者にとっては、バッテリーをそのまま活用できる点が大きなメリットです。BSL36A18X(マルチボルト)を使った場合の最大運転時間は約80分。単体では短めですが、マルチボルト対応のため手持ちバッテリーを複数活用できる点が実用的です。本体重量3.9kgはマキタVP281DZ(4.1kg)よりわずかに軽く、持ち運びしやすいサイズ感です。

HiKOKI UP18DYA コードレス真空ポンプ 18V(マルチボルト対応)本体のみ

マキタ新型(VP281DZ・VP001GZ)との比較では、到達真空度がやや劣ります(5Pa vs 3Pa)。業務用大型エアコンの精密な真空引きには、3Paが望ましいケースもあります。ただし、家庭用エアコンの施工が中心であれば5Paでも実用上は問題ありません。HiKOKIシステムを持っているなら追加バッテリー不要で導入できるコスパ面での優位性があります。

HiKOKI UP18DYA コードレス真空ポンプ 18V(マルチボルト対応)本体のみ

プロが選ぶAC電源式真空ポンプ|イチネンTASCO 3モデル

電源が確保できる施設工事・ビル管理では、AC電源式真空ポンプの大パワーが有利です。空調工事のプロ向けブランド「イチネンTASCO」は、小型軽量(TA150SV)から超大排気量(TA150GL)まで幅広いラインナップを揃えています。

6. イチネンTASCO TA150SV ウルトラミニシングルステージ真空ポンプ(AC100V)

メナ

TA150SVはAC100V電源式の中でも最もコンパクトで軽量なモデル。到達真空度12.7Pa(95ミクロン)のシングルステージで、電源が確保できる住宅工事での信頼性の高い定番品です。

メーカーイチネンTASCO
型番TA150SV
電源AC100V 60W
到達真空度12.7 Pa(95ミクロン)
排気速度40 L/分(1.4 CFM)
ポンプ形式シングルステージ・ダイレクト
重量2.95 kg
モーター回転数2880 rpm
オイル封入量90 mL
吸入ポート5/16″フレア

イチネンTASCO TA150SVは、空調工事の現場で長年使われているAC100V電源式真空ポンプです。到達真空度12.7Pa(95ミクロン)、排気速度40L/分(1.4CFM)のシングルステージポンプで、家庭用エアコンの真空引きに最適。重量2.95kgと軽量で、工具箱に一緒に積んでも負担になりません。

イチネンTASCO TA150SV ウルトラミニシングルステージ真空ポンプ(AC100V)

TASCOはエアコン工事・冷凍設備のプロ向けブランドとして国内で高い信頼性を持ちます。TA150SVはオイル逆流防止弁を搭載しており、真空引き中の突然の電源遮断時でもオイルの逆流を防ぐ設計。長年にわたり現場のプロが選ぶ定番モデルとして支持されています。Amazon・楽天・Yahoo各モールで安定して購入できます。

イチネンTASCO TA150SV ウルトラミニシングルステージ真空ポンプ(AC100V)

デメリットはAC100V電源が必要な点です。屋外機の設置や電源の取りにくい現場では使えないシーンがあります。充電式(マキタ・HiKOKI)と比べると、電源制約がある環境での機動性で劣ります。ただし、電源が確保できる現場では「AC電源式の安定したパワー」という利点があり、充電式との使い分けで現場によって選択する業者も多いです。

イチネンTASCO TA150SV ウルトラミニシングルステージ真空ポンプ(AC100V)

7. イチネンTASCO TA150NV インバーター真空ポンプ(AC100V・8CFM)

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TA150NVは到達真空度2Pa(15ミクロン)・排気速度8CFMという業務用ハイスペック真空ポンプ。インバーターエコモードで電力消費を抑えながら大型業務用空調の真空引きを高速でこなします。

メーカーイチネンTASCO
型番TA150NV
電源AC100V 550W
到達真空度2.0 Pa(15ミクロン)
排気速度227 L/分(8 CFM)
ポンプ形式ツーステージ・ダイレクト
重量11.5 kg
モーター回転数2500rpm(エコ時1500rpm)
吸入ポート1/4″・5/16″・3/8″(3ポート)
特徴インバーターエコモード搭載

イチネンTASCO TA150NVは、インバーター制御を搭載したAC100V電源式の業務用真空ポンプです。到達真空度2.0Pa(15ミクロン)、排気速度227L/分(8CFM)というハイスペックで、大型業務用エアコン・チラー・産業用冷凍設備の真空引きに対応します。3ポート(1/4″・5/16″・3/8″)対応で汎用性が高く、様々な接続形式に対応できます。

イチネンTASCO TA150NV インバーター真空ポンプ(AC100V・8CFM)

インバーターエコモードを搭載しており、通常の2500rpm運転から1500rpmのエコ運転に切り替えることで電力消費と騒音を抑えられます。省エネ・低騒音が求められる施工環境での使用に向いています。重量11.5kgとやや重めですが、大排気量のパワーと引き換えの仕様で、据え置きや車載での使用が主になります。

イチネンTASCO TA150NV インバーター真空ポンプ(AC100V・8CFM)

重量と電源制約がデメリットです。充電式ポンプと比べると持ち運びの不便さは否めません。大型ビル・工場・病院などの施設設備工事で複数台の大型エアコンを施工する業者や、冷凍・冷蔵設備の専門業者に向いている機種です。住宅工事中心の業者には明らかにオーバースペックで、もう少し軽量なTA150SVやTA150GLでも十分です。

イチネンTASCO TA150NV インバーター真空ポンプ(AC100V・8CFM)

8. イチネンTASCO TA150GL インバーター式大排気量真空ポンプ(AC100V・12CFM)

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TA150GLは排気速度340L/分(12CFM)という国内トップクラスの大排気量真空ポンプ。大型設備・複数系統の真空引きを同時に、かつ短時間でこなすプロ施設設備業者向けのハイエンドモデルです。

メーカーイチネンTASCO
型番TA150GL
電源AC100V 750W
到達真空度2.0 Pa(15ミクロン)
排気速度340 L/分(12 CFM)
ポンプ形式ツーステージ
重量11.5 kg
吸入ポート5/16″フレア
特徴大排気量・インバーター制御

イチネンTASCO TA150GLは、排気速度340L/分(12CFM)という国内でも最大クラスの大排気量を誇るAC100V電源式真空ポンプです。到達真空度2.0Pa(15ミクロン)のツーステージポンプを搭載し、大型ビル・工場・病院などの施設設備工事での多台数・複数系統の真空引きに対応します。

イチネンTASCO TA150GL インバーター式大排気量真空ポンプ(AC100V・12CFM)

同じTASCOのTA150NV(8CFM)よりさらに大排気量で、複数の空調機を並列接続しての同時真空引きや、複数回路の大型業務用冷凍設備の施工に威力を発揮します。電源はAC100V 750Wと強力なモーターを搭載。インバーター制御で回転数を調整でき、作業状況に合わせた運転が可能です。

TA150GLの欠点は「専門業者向けすぎる点」です。重量11.5kg・AC電源必須・高価格帯と、住宅工事業者が普段使いする機種ではありません。大型施設の設備工事や冷凍倉庫の施工を手がける専門業者向けのハイエンド機種として位置づけられます。一般的な空調工事業者にとっては、TA150SVやTA150NVの方が現実的な選択肢です。

イチネンTASCO TA150GL インバーター式大排気量真空ポンプ(AC100V・12CFM)

配管工事の専門メーカー・アサダの充電式真空ポンプ

アサダは配管工事全般の専門工具を製造する国内メーカーです。充電式真空ポンプもマキタ18Vバッテリー互換で展開しており、フレアツール・マニホールドゲージなどのアサダ製品とまとめて揃える業者に選ばれています。

9. アサダ VP150 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし)

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アサダ VP150はマキタ18Vバッテリー互換の充電式真空ポンプ。マキタブランド以外で選びたい場合のオルタナティブとして、配管工事業者やマルチブランド対応の電気工事業者に選ばれています。

メーカーアサダ(Asada)
型番VP150
電源DC18V(マキタBL1850互換)
到達真空度20 Pa(150ミクロン)
排気速度50 L/分(1.5 CFM)
ポンプ形式シングルステージ
最大運転時間約50分(18V 5.0Ah使用時)
重量2.9 kg(本体のみ)/ 3.6 kg(バッテリー装着時)
バッテリー別売(マキタBL1850等互換)

アサダ VP150は、配管・空調工事の専門工具メーカーとして知られるアサダが製造する充電式真空ポンプです。マキタのBL1850(18V 5.0Ah)互換バッテリーで動作するため、マキタバッテリーを持っている業者ならそのまま使用できます。到達真空度20Pa・排気速度50L/分(1.5CFM)のシングルステージポンプで、家庭用エアコン工事に対応します。

アサダ VP150 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし)

アサダブランドの強みは「配管工事の専門メーカーとしての信頼性」です。真空ポンプだけでなく、フレアツール・パイプベンダー・マニホールドゲージなどの配管工事全般の工具を製造しており、施工品質へのこだわりがあります。本体重量2.9kg(バッテリーなし)は充電式真空ポンプの中でも軽量クラスです。

アサダ VP150 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし)

マキタ純正のVP281DZ(3Pa)と比べると、到達真空度(20Pa vs 3Pa)と運転時間(50分 vs 4時間20分)で大きく劣ります。「マキタバッテリーが使える」という点では同じですが、性能面では純正品が明らかに上です。アサダVP150は「マキタ以外のブランドを選びたい」「アサダの他工具とトータルでそろえたい」という業者向けの選択肢として覚えておくとよいでしょう。

アサダ VP150 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし)

10. アサダ VP154 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし・ケース付)

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VP154はVP150にキャリングケースが付属したモデル。現場への持ち運びやすさを重視する業者には、ケース付きでまとめて収納・搬送できる点が実用的です。

メーカーアサダ(Asada)
型番VP154(ケース付属)
電源DC18V(マキタBL1850互換)
到達真空度20 Pa(150ミクロン)
排気速度50 L/分(1.5 CFM)
ポンプ形式シングルステージ
最大運転時間約50分(18V 5.0Ah使用時)
重量2.9 kg(本体のみ)
付属品専用キャリングケース付
バッテリー別売(マキタBL1850等互換)

アサダ VP154は、VP150にキャリングケースが付属したモデルです。基本スペックはVP150と同等(DC18V、到達真空度20Pa、排気速度50L/分)ですが、専用のキャリングケースが付属しており、現場への搬入・搬出や車載時の整理整頓に役立ちます。

アサダ VP154 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし・ケース付)

VP150との実質的な違いは「ケースの有無」だけです。ケース付きのVP154を選ぶか、本体のみのVP150を選ぶかは、持ち運びの頻度と既存のツールケースの有無によって判断します。複数の現場を掛け持ちする業者や、複数の工具をまとめて管理したい場合にはVP154のケース付きが便利です。

アサダ VP154 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし・ケース付)

VP150・VP154ともに、マキタ純正の新型モデル(VP281DZ・VP001GZ)と比較すると性能面では劣ります。一方、アサダとしての工具メーカーのプライドと配管専門の信頼性を評価する業者にとっては、ブランド選択として成立します。マキタバッテリーとの互換性があるため、「マキタシステムの中でアサダを使う」という組み合わせも現場では珍しくありません。

アサダ VP154 充電式真空ポンプ 1.5CFM(バッテリーなし・ケース付)

マキタ vs HiKOKI|充電式真空ポンプ スペック比較表

型番電圧到達真空度排気速度重量特徴
マキタ VP001GZ40Vmax3 Pa57 L/分4.4 kg長時間5時間40分・40Vmax新型
マキタ VP281DZ18V3 Pa57 L/分4.1 kg18V既存ユーザー向け・コスパ◎
マキタ VP181DZ18V×23 Pa113 L/分大排気量・業務用大型空調向け
マキタ VP180DZ18V20 Pa50 L/分3.5 kg旧型・住宅用・低価格帯
HiKOKI UP18DYA18V5 Pa50 L/分3.9 kgマルチボルト対応・HiKOKIユーザー向け

マキタとHiKOKIの充電式真空ポンプは、それぞれのバッテリーシステムに最適化されています。純粋なスペック面ではマキタ新型(VP001GZ・VP281DZ)が到達真空度3Paで優位。ただし、HiKOKIのマルチボルト対応(1本のバッテリーで18V〜36V対応)はシステムとしての使い勝手の面で独自の強みがあります。


まとめ|用途別おすすめ充電式真空ポンプ

真空ポンプ選びは、使用シーン・バッテリーシステム・施工規模で最適解が変わります。最後に用途別のおすすめをまとめます。

  • マキタ18Vユーザーで業務用大型エアコンを施工 → VP281DZ(3Pa・4時間20分)
  • 40Vmaxに移行・最長運転時間重視 → VP001GZ(3Pa・5時間40分)
  • 大型業務用空調の大排気量が必要 → VP181DZ(4CFM・18V×2)
  • 住宅工事メインで低コスト重視 → VP180DZ または TA150SV(電源確保可なら)
  • HiKOKIユーザー・既存バッテリー活用 → UP18DYA
  • 施設設備・工場・病院の大型工事 → TASCO TA150NV・TA150GL
  • アサダ工具とまとめて揃えたい → VP150 または VP154(ケース付)
メナ

充電式真空ポンプは「電源確保の手間」がなくなることで現場の動線が大幅に変わります。まだAC電源式を使っている業者は、次の買い替えタイミングで充電式への移行を検討してみてください。特にマキタ18Vユーザーは、VP281DZで追加投資最小での移行が可能です。

真空ポンプと合わせて揃える関連アクセサリー

充電式・AC電源式を問わず、真空ポンプ本体だけでは作業が完結しません。以下のアクセサリーをあわせて準備しておきましょう。

デジタル真空ゲージ

メナ

真空ゲージは到達真空度の数値をリアルタイムで確認するために必須。デジタル式は視認性が高く、到達後の圧力保持確認(リーク検査)にも使えます。施工品質の証明書代わりになります。

デジタル真空ゲージはVP001GZ・VP281DZ・UP18DYA本体に付属しないため、別途用意が必要です。マキタ純正品や、YELLOW JACKET・ROBINAIRなどのプロ向けブランドが現場での信頼性が高く、多くのエアコン工事業者が使用しています。真空引き後の圧力保持確認(15〜30分放置後の圧力確認)は施工品質を担保するために必ず実施してください。


チャージングホース(マニホールドゲージ)

真空ポンプと空調機を接続するためのチャージングホースも必携アクセサリーです。VP001GZ・VP281DZの接続ポートは1/4〜5/16インチのオスフレア規格。マニホールドゲージとセットで使用することで、真空引きから冷媒充填まで一連の冷媒作業が効率よく行えます。アルミバルブ付きの高耐久ホースが現場でのトラブルが少なくおすすめです。


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