どうも、電気工事士のメナです。
インパクトドライバーって正直、各社の18Vクラスはもうどれでも使えるレベルになってます。でもマキタのTDシリーズは「電工が選ぶ工具」としての地位を確立していて、現場で見かける頻度がやっぱり段違いです。
今回は2026年現在のマキタTDシリーズ インパクトドライバー全10モデルを電工目線でガチ解説します。どのモデルが自分に合うか、この記事を読めば迷わず選べるようになります。
マキタTDシリーズとは
TDシリーズはマキタの充電式インパクトドライバーのメインラインです。「T」はトリガー式、「D」はドライバーを意味し、プロ向けに設計された製品群です。
バッテリー電圧ごとに大きく4系統に分かれます。40Vmax(TD002G系)が圧倒的パワー、18V(TD173D/TD172D系)がプロ標準、14.4V(TD162D系)がスリム特化、10.8V/12Vmax(TD022D系)がペン型で電工の細ビス作業に特化しています。
メナマキタのインパクトは現場でのシェアが圧倒的。電工仲間と電池を使い回せるのも大きなメリットだ。
TDシリーズ全モデル解説(10選)
電工の現場目線で各モデルの特徴を徹底解説します。スペック表と実際の使い心地の両方から評価します。
TD002GZ — 40Vmax



40Vmaxの最大出力でボルトも鉄板も一発で決まる。これがマキタの頂点だ。
| バッテリー電圧 | 40Vmax |
| 最大締付トルク | 220N·m |
| 打撃数 | 4,600/min |
| 本体重量 | 1,650g(本体のみ) |
TD002GZはマキタの40Vmaxシリーズフラグシップインパクトドライバーです。最大締付トルク220N·mという圧倒的パワーで、電工現場の太ビスや金属ボルトも一撃で締まります。


ブラシレスモーター搭載で電池の持ちも優秀。連続作業が続く現場でも余裕のパフォーマンスを発揮します。Bluetooth対応でスマホと連携できるモデルもあります。
40Vmaxバッテリーはデカイ分、本体重量は1,650gと少し重め。でも高所での天井作業より、地上での強締め・長時間稼働に向いてます。ガッチリ使うなら間違いなくコレです。
TD001GZ — 40Vmax





初代40Vmaxモデル。現行のTD002Gが出たので旧型扱いだが、パワーは本物だ。
| バッテリー電圧 | 40Vmax |
| 最大締付トルク | 220N·m |
| 打撃数 | 4,200/min |
| 本体重量 | 1,800g(本体のみ) |
TD001GZはマキタ40Vmaxシリーズの初代インパクトドライバーです。TD002Gが登場した今では旧型扱いですが、最大締付トルク220N·mの実力は健在。


中古市場や在庫処分品で安く入手できる機会もあり、パフォーマンス対価格比で狙い目の一本です。


TD173DZ — 18V





18Vの現行フラグシップ。電工現場のメインウェポンはコレだ。全周照光LEDが暗い場所でも非常に助かる。
| バッテリー電圧 | 18V |
| 最大締付トルク | 180N·m |
| 打撃数 | 3,800/min |
| 本体重量 | 1,490g(本体のみ) |
TD173DZは2023年発売の18V現行フラグシップです。最大締付トルク180N·mで18Vクラストップ水準。電工の現場で毎日使うメインウェポンとして間違いないです。


ヘッド部に全周リング式LEDを搭載していて、狭い盤内や天井裏でも照光範囲が広くて助かります。暗い現場での作業が格段にラクになる。
18Vバッテリーは各社汎用性が高く、マキタ製品を複数持っている方にとっては電池の共有もしやすいです。電工屋さんの定番工具として信頼できます。
TD172DZ — 18V





ヘッドがスリムで隅打ちに抜群。狭い箱の中や隅での作業ならTD172Dに軍配が上がる。
| バッテリー電圧 | 18V |
| 最大締付トルク | 180N·m |
| 打撃数 | 3,600/min |
| 本体重量 | 1,300g(本体のみ) |
TD172DZはTD173Dの前世代モデルで、ヘッド部の長さが短くコンパクトな点が特徴です。最大締付トルク180N·mと十分なパワーを持ちながら取り回しが良く、狭所・隅打ち作業に向いています。


現役販売中で価格もこなれてきており、コスパ重視で18V機を探している電工の方にはこちらが狙い目です。バッテリー2本セットも手に入れやすいです。


TD171DZ — 18V





TD172Dのさらに前の世代。在庫処分で安く買えるなら狙い目だ。
| バッテリー電圧 | 18V |
| 最大締付トルク | 180N·m |
| 打撃数 | 3,800/min |
| 本体重量 | 1,500g(本体のみ) |
TD171DZは18V系の旧型モデルです。TD172D、TD173Dと後継機が出ましたが、性能自体は180N·mで現場レベルでは十分です。


中古や型落ちセール品として市場に残っていることもあり、バッテリーをすでにお持ちの方が本体だけ追加購入するケースに向いています。


TD157DZ — 18V





造作や細かいビス打ちに特化したコンパクト18V。ヘッドが短くて隅打ちが得意だ。
| バッテリー電圧 | 18V |
| 最大締付トルク | 170N·m |
| 打撃数 | 3,600/min |
| 本体重量 | 1,300g(本体のみ) |
TD157DZは造作・内装工事向けに特化したコンパクトな18Vインパクトドライバーです。最大トルク170N·mに抑えつつヘッドをショート化し、狭所での作業性を重視した設計です。


電工でも天井裏・ボックス内の細かいビス締め作業には、このコンパクトさが意外と活きます。メイン機ではなくサブ機として持っておくと重宝します。


TD149DZ — 18V





2015年発売の18Vエントリー機。コスパ狙いで中古を探すならアリだ。
| バッテリー電圧 | 18V |
| 最大締付トルク | 165N·m |
| 打撃数 | 2,700/min |
| 本体重量 | 1,300g(本体のみ) |
TD149DZは18V系の旧型エントリーモデルです。現行機と比べると打撃数や出力では見劣りしますが、基本的なインパクト機能は問題なく使えます。


中古市場での価格が安く、サブ機として現場に1台置いておく用途ならコスパが高いです。電気工事の一般的なビス締め作業では十分対応できます。


TD162DZ — 14.4V





14.4Vの現行フラグシップ。隅打ち角度10.5度は業界最小で、狭い場所での作業が段違いにラク。
| バッテリー電圧 | 14.4V |
| 最大締付トルク | 175N·m |
| 打撃数 | 3,600/min |
| 本体重量 | 1,300g(本体のみ) |
TD162DZは14.4Vシリーズの現行最上位モデルです。最大締付トルク175N·mと十分なパワーを持ちながら、隅打ち角度10.5度(業界最小水準)のスリムなヘッドが最大の特徴です。


電気工事では配管内や壁の隅でのビス打ちが多く、このスリムなヘッドが本当に助かります。14.4Vバッテリーを継続使用している方には最適な選択肢です。


ただしマキタ自体が18V・40Vmaxへの移行を進めており、14.4V系は今後廃盤になる可能性もあります。バッテリーの買い替えも視野に入れて選ぶと良いでしょう。


TD161DZ — 14.4V





14.4V旧型。TD162Dの前世代で、バッテリーをすでに持っているなら中古で探す価値がある。
| バッテリー電圧 | 14.4V |
| 最大締付トルク | 175N·m |
| 打撃数 | 3,600/min |
| 本体重量 | 1,300g(本体のみ) |
TD161DZはTD162Dの前世代14.4Vモデルです。性能はTD162Dと概ね同等ですが、隅打ち角度では若干劣ります。


14.4Vバッテリーをすでにお持ちの方が、本体のみを追加購入するケースで候補になります。型落ちのため価格が安い場合も多いです。


TD022DZ — 10.8V(12Vmax)





ペン型で570gの超軽量。電工の細ビス・端子台ビス締めはコレが格段に使いやすい。
| バッテリー電圧 | 10.8V(12Vmax) |
| 最大締付トルク | 25N·m |
| 打撃数 | 2,800/min |
| 本体重量 | 570g(本体のみ) |
TD022DZはペン(鉛筆)形状の超コンパクトインパクトドライバーです。本体重量わずか570gで、10.8V(12Vmax)のバッテリーを使います。


電気工事でよく出てくる端子台のビス、分電盤内の細かいビス締め作業に絶大な威力を発揮します。細いペン形状なので指でしっかり握れて、1本1本の締め付けが丁寧にできます。


パワーは25N·mと控えめですが、細ビス用途では十分。18Vや40Vの大型機と組み合わせて、電工工具の必須セットとして持っておきたい1本です。


選び方ガイド:用途・電圧別おすすめ
「結局どれを買えばいいの?」という方向けに、電工目線でシンプルに整理します。
電圧別おすすめ選定
40Vmax → TD002GZ:ガッツリ使いたいプロ電工向け。重さを気にしないならパワー上位のコレ。
18V → TD173DZ:現場標準機として最も汎用性が高い。バランスで選ぶなら間違いなくコレ。コスパ重視ならTD172DZも選択肢。
14.4V → TD162DZ:隅打ちの極細ヘッドが必要な用途に特化。14.4Vバッテリーをすでにお持ちの方に。
10.8V/12Vmax → TD022DZ:端子台・細ビスのサブ機として必須。軽くて持ち回しやすい。
用途別おすすめ
電工(幹線工事・盤内作業)→ TD173DZをメイン + TD022DZをサブの2本体制がベスト。
電工(内装・細ビス中心)→ TD157DZまたはTD172DZのスリムモデルが使いやすい。
コスパ重視 → TD172DZ(型落ちセット品)か中古のTD171DZを狙う。
よくある質問(FAQ)
TDシリーズとTWシリーズの違いは?
TDがインパクトドライバー(回転+打撃でビス締め)、TWがインパクトレンチ(主にボルト締め)です。電工現場ではTDシリーズがメインで、ボルト多用の工事ではTWシリーズも使います。
マキタと他社インパクト、現場での実際の違いは?
HiKOKIやパナソニックも優秀ですが、電工現場ではマキタのシェアが圧倒的です。周りの職人さんと電池を融通し合える点、修理部品の入手しやすさ、販売店の多さで選ぶ現場が多いです。
充電式インパクトドライバーのメンテナンス方法は?
使用後はビットを外してゴミや切り粉を吹き飛ばすのが基本です。スイッチ部分やバッテリー端子の清掃も定期的に行いましょう。強い衝撃や水没は避け、保管は直射日光・高温多湿の場所を避けてください。
40VmaxのバッテリーはAC電源の代わりになるの?
インパクトドライバー単体では無理ですが、マキタの40Vmaxバッテリーは充電器・電源アダプターと組み合わせて現場でのAC機器を一部代替できます。インバーター機器との組み合わせで使える場面が増えています。










































